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気になる欠席のお知らせ

 昭和44年(1969年)に入社した同期の会が続いている。同期入社は90人程。技術系が3分の2くらいだったと思うが、配置先が様々で、入社時の研修以来顔を見ていない人も多い。大学院卒も多いから今の年齢は77歳から80歳程度、数人が亡くなっているが、年齢を考えればやむを得ない。
 
 今でも年に一度同期会が続いており、コロナで3年程スキップされたが、昨年から再開されている。当方は67歳から姫路にいたので参加せず、昨年も足元が怪しいので横浜まで行くのは不安だとして参加していない。
 
 今年も同期会の季節になり、3月初めに開催案内が来た。4月4日に横浜の崎陽軒で行うとのこと。直ぐに欠席のメールを出した。理由は昨年と同じ、歩行の不安定。普段、自宅近隣(日本橋人形町)をリハビリ散歩しているが、横浜までは難しいと、暗に人形町あたりでやってくれれば、と言っているような、言っていないような微妙ないい方だが、当たり前に、無視(?)された。
 
 その後、続々と出欠の返事と欠席の場合はその理由が全員に返信でメールされてきた。声をかけたのが54名、3月16日現在出席が27名、欠席が13名、まだ10名ほどが未返信だから、最終的に出席は30名ほどになるだろう。全員80歳程度の年齢を鑑みれば上々ではないか。
 
 この数日、欠席メールで気になる人がお二人いる。お二人とも現役中の仕事の絡みはあまりなかったのだが私が姫路にいた時からメールのやり取りがあり、お互いの昨今の状況を確認している。
 
 お一人は3月13日に膀胱がんが発覚、4月9日に入院して10日に手術するとか。この1,2年私の食道癌を気にかけてくれ、こちらも逐一状況報告をしていた。直ぐにお見舞い(励まし)のメールを出したら、お互い頑張りましょう、とのこと。無事の生還を祈るばかりだ。
 
 もう御一方は、52年間連れ添った奥様が、昨年8月に昔の乳がんから髄膜、脊髄への転移が発覚し、今年1月に亡くなった。その後始末と会社の決算期(4月)が重なり、睡眠不足・体重減少(61→55㎏)となり、今回は欠席しますとのこと。彼とは50歳から2年ほど同じ福山の製鉄所に勤務していたこともあり、その後も連絡は取り合っていた。顔を会わして話をすると、ダジャレが次々出てくる陽気な人だった・・・・激励のメールを出そうと思うが、上手い文面が浮かばない。

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