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リハビリが必要不可欠

 2021年11月の日記です。
 
 2年ほど前からの、歩行時のふらつきが気になり、
昨年姫路の病院で検査したが、単なる老化、とのこと。
しかし、同様なふらつきのある同年代人はあまり見ない。
今年4月、東京に戻ったのを機に、
都立神経病院に5日間の検査入院をした。
結果は「脊椎小脳変性症の疑い」とのこと。
MRIが正常だから証拠がなく、「疑い」が付くらしい。
基本的な治療法はなく、半年毎の経過観察とのこと。
 
 そうは言っても症状は年単位で進行しており、
先を考えると、いい気分ではない。
何かないかとネットで調べると、
大手町の某鍼灸院が、脊椎小脳変性症に有効と解説している。
半信半疑で、暇つぶし&ダメもとと割り切って
6月から5カ月間通ったが、時間とお金を使っただけで、
効果は全くなかった。
 
 他にないかと、再度ネットで検索すると、
リハビリの効果を報告する論文がいくつか出ている。
そういえば、都立神経病院の医師も
治療はリハビリくらいしかない、と言っていた。
 
 某神経内科医院のHPに、理学療法士による、
リハビリ体操の詳しい説明があったので、直ぐに始めた。
10種類程度のバランス運動を、毎日5~10回行う。
所要時間は、1回10分程度だから合計で1日1時間余り、
1週間ほど続けると、明らかに違う。
最初は苦しかった運動が比較的楽に出来るし、
維持できなかった姿勢が10秒以上維持できる。
歩行時も前と違い、地に足がついているような気がする。
効果が目に見えると、俄然やる気になる。
 
 このまま継続すれば、100%回復せずとも、
最後にその時が来るまで、自分の足で歩けるのではないか。
HPの説明によれば、
「脊椎小脳変性症の患者さんにはリハビリが必要不可欠です。」
「バランス安定化のためには
体幹安定化の促進と体幹強化が必要不可欠です。」
まさにこの通りと、日々リハビリに励んでいる。

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