見出し画像

妊活基礎体温測定ストレス解消へ朗報

妊活中のみなさん、毎朝の基礎体温を測って記録するのってストレスのひとつですよね。

薬店でお客様からお話を伺っても、「あっこ先生、基礎体温から私自身の体の調子、ホルモンの状態、排卵をしたかどうかわかると教えていただいてから測ってはいるのですが、明け方に目が覚めて二度寝したり、期待値と違ったら2回測ってしまったり・・・」と、負担に感じておられる方が多いのが現状です。

私が妊活をしていたころは、まだ水銀の婦人体温計が主流でした。だから、5分はじっと口にくわえて動かずに測りました。これがまた、じれったい。(電子体温計もあるにはありましたョ、昔は水銀が正確で一番という時代)そして、手書きでグラフ用紙に記録をつけていました。

だから、口の中に線のついた端子のようなものをくわえて寝たら勝手に測ってくれたらいいなあ・・・。記録もレシートみたいになって体温計からプリントアウトされてくるようなものがあればいいなあ・・・と思っていました。

そして、婦人体温計も進化し、携帯にデーターが自動で保存されるようになった現在でも、妊活のサポートをするにあたって、基礎体温を目覚めてすぐに測らないというストレスの解消法はないかと思い続けていました。


そこに、長年思い願っていた体温計発売のニュースが・・・

この度、日本生殖医学会生殖医療専門医の俵先生がナイトブラにつけて寝るだけで体温を数分間隔で自動計測して平均値を出してくれ基礎体温に近い体温を知ることができるというデバイスを開発販売された、というのです。


基礎体温は、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態にあるときの体温のことを言います。寝ている間の体温になるのですが、睡眠中は自分で測ることができないので、朝 目が覚めてすぐの活動する前の体温を測っています。

女性は月経周期のホルモンのバランスによって、この基礎体温が変化します。

月経がはじまって、卵を成熟させる卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が盛んな期間は基礎体温の低い「低温期」、排卵を経て受精卵が子宮内膜に着床しやすくするように黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されだすと体温を上げる働きで「高温期」に入ります。妊娠が成立しなっかた場合は黄体ホルモンの分泌は低下し、体温は下がり月経がはじまります。

低温期の長さ、高温期の長さ、高温期と低温期の温度差など基礎体温の動きを見ることで、ホルモンの分泌を知ったり排卵の有無を知ることができるのです。

このことを利用して、排卵日を予想してタイミングをとる時期の参考になったり、月経前症候群のある方は生活のリズムを調整することもできます。

このように、基礎体温を測り体調を知ることが大事ということがわかっていても、実際は目覚めてすぐに測るという作業は面倒であったり、寝返り一つでも変動すれば心は揺れるものですよね。

朝目覚めたら、忘れずに、動かずに測らないと・・・というストレス

専用のナイトブラにヘルスケアデバイスを装着して休むだけで計測してくれて、データーをアプリに転送してくれる商品は、計測ストレスからあなたを解してくれるのではないかと思います。

決して、メーカーの回し者ではございませーーーーん(笑)

関連記事

基礎体温でわかることは、排卵日だけじゃない - すこやか妊活プログラム 

https://yakushoku.com/2021/04/1288/

商品メーカーのサイトを貼っておきますね。

わたしの温度

ジネコショップ

https://jineko.co.jp/watashino-ondo/


レンタルもあるということなので、お試しで使ってみるのもいいかもですね。

ストレスのある方のストレスが軽減されることを願っています。

薬剤師・和学薬膳🄬博士 森川彰子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?