すこやか妊活コーチ あっこ先生

薬剤師・和学薬膳🄬博士・子宝カウンセラー 漢方薬店での相談業務で子どもを授かりたいと切…

すこやか妊活コーチ あっこ先生

薬剤師・和学薬膳🄬博士・子宝カウンセラー 漢方薬店での相談業務で子どもを授かりたいと切実に望むご夫婦の悩みを目の当たりにし、寄り添える伴走者でありたいと薬学・中医学・薬膳などの知識も活かして授かりやすい身体づくりの指導とカウンセリングをスタートし、現在に至っています。

最近の記事

食べる!妊活 エネルギー補充 朝粥

1月7日は「七草粥」といって、春の七草をお粥にして食べる習慣があります。 お粥って日本人の多くの人は、風邪をひいた時やお腹をこわしたときなど体調が悪い時に食べることが多いですね。 しかし、アジア圏の国では普通に食べられているお料理なのです。 「朝食を摂ると胃がもたれるから朝は食べない。」 「朝はスムージやプロテインで済ませる。」 お客さんのなかにはこのような方がとても多くいらっしゃいます。 朝にお粥を食べると寝ている間に失われた水分を補ってくれるし、お肌の乾燥を改善して

    • 陽気妃先生のおうちで薬膳      お屠蘇は胃薬!?

      お正月の祝い酒 お屠蘇 いよいよ年の瀬も押し詰まってきましたね。私の幼かったころはコンビニもなかったし、お店というお店はお正月の三が日は閉まっていました。 便利になった今では、お節料理を家で作ったり食べたりする人も減っているように思います。 祝い酒の「お屠蘇」って、聞いたことも呑んだこともない若い世代の方も多いのではないでしょうか。 お屠蘇はお正月に邪気を払い長寿を願って呑むお酒で、屠蘇散という数種類の薬草(生薬)を組み合わせたものを日本酒と本みりんに浸して作ります。

      • ケーキ食べすぎ,なかったことにできる?

        メリークリスマス! イブの昨日、デパ地下のケーキ売り場はどこも長蛇の行列ができていました。普段はお客さんに「甘いものは控えめにしましょう。」とお話していますが、クリスマスやお誕生日など楽しいイベントのときは、ご家族や友人、恋人と美味しくいただきたいものですよね。 ケーキを食べすぎるということ 小麦粉や生クリーム、バター、砂糖など糖質や脂肪分が多い材料でつくるケーキ。ショートケーキ一切れは約300kcal以上の高カロリーになります。 炭水化物や脂質は三大栄養素で身体にとって

        • 食べる!妊活 タンパク質とその摂り方

          妊活とタンパク質 妊活に欠かせない栄養素のイチオシはタンパク質です。 タンパク質はなんて言ったって、臓器をはじめ筋肉、血液、肌、髪の毛などの体のほとんどの組織の主成分なのです。 その上に、ホルモンや免疫物質の材料となります。 そのほか、エネルギーとしても働きます。 そして、赤ちゃんの体をつくる栄養素となるので、赤ちゃんを授かる力をつけたい女性には欠かせない栄養素なのです。 タンパク質を食べると、アミノ酸やアミノ酸がつながったペプチドに分解されて体に取り込まれ、それから必

        食べる!妊活 エネルギー補充 朝粥

          妊活とお昼寝について考えてみた

          「春眠暁を覚えず」という書き下し文で有名な『春暁(しゅんぎょう)』という漢詩がありますが、ここのところ妊活中のお客さまの中に、朝がなかなか起きづらく、そのまま起きていると眠気が続き、昼過ぎにはお昼寝をしてしまい、また夜寝るのが遅くなるという方が数名おられました。 そこで、今回は妊活と昼寝について考えてみましょう。 「春眠暁を覚えず」春はなぜ眠い? 春は夜明けがだんだん早くなり、朝が明るくなることから起床時間が早くなことで睡眠時間が短くなる人もありますね。 また、気温も1

          妊活とお昼寝について考えてみた

          食べる!妊活 海苔で補うちょいたし栄養法

          旅先の旅館の朝食に必ずと言っていいほど登場する海苔。お弁当のわき役、巻きずしやおにぎりにも欠かせない海苔は、私たち日本人には昔から身近な食材のひとつですよね。 海苔をはじめ海藻類は「海の野菜」といわれています。野菜が土の栄養を受けて育つように、海藻類は海の栄養を受けて育っているからです。 一回に食べられる量は僅かですが、実は妊活力を上げてくれる栄養がたくさん詰まっているんですよ。 焼き海苔の栄養 手軽に手に入り調理しなくても食べることのできる海苔ですが、カルシウ

          食べる!妊活 海苔で補うちょいたし栄養法

          食べる!妊活 節分 鰯(いわし)

          節分の日には私の住む関西地方では「かぶり寿司」と言って巻きずし1本をその年の恵方を向いて無言でかぶって食べる風習があります。そして、豆まきをして年齢の数だけ炒り大豆を食べます。 もちろん、この歳になるとさすがに年齢の数を食べるとお腹を壊してしまいますがね。 もう一つ、「柊鰯」といって葉の付いた柊(ヒイラギ)の枝に焼いた鰯の頭を刺して玄関に飾るという風習もあります。鬼は焼いた鰯の煙の臭いが苦手なので、鬼が近づかないようにということ。また、柊の葉っぱの棘が鬼の目を刺して侵入を

          食べる!妊活 節分 鰯(いわし)

          カレーの日 さば缶トマトカレーで妊活力UP!

          どうして1月22日は「カレーの日」なの?1月22日は「カレーの日」。1982年 社団法人全国学校栄養士協議会が、学校給食創立35周年を記念して全国の小中学校の児童約800万人の給食にカレーライスを出したことが由来のようです。 カレーは薬膳だカレーって子どもから大人まで大好きな人が多い、今では国民食の一つと言ってもいいですよね。カレーに使われているスパイスには香りの力とともに体を温めたり、食欲増進、消化吸収促進し、結果疲労回復効果が得られるものがたくさん含まれています。 ク

          カレーの日 さば缶トマトカレーで妊活力UP!

          食べる!妊活 寒くてしょうがないから生姜の話します

          今夜は 生姜(ショウガ)のお話しです。 皆さんのなかには、寒い季節にちなんでこの記事を書いたんだな・・・と、気づいておられる方もおられるでしょう。 そうなんです。皆さんもご存じのとおり生姜は体を温める食材ですよね。でも、生姜も目的で使い方を変えると、より効果得られるんです。 生姜は、世界中で香辛料としてお料理に使われています。 西洋ではクッキーなどのお菓子の香辛料としてやジンジャーエールとして飲み物に使われていますよね。 古くから中国では漢方薬として処方されています。

          食べる!妊活 寒くてしょうがないから生姜の話します

          食べる!妊活 冬至 かぼちゃでパワーアップ

          12月22日 冬至 一年で夜が一番長い日になるわけですが、明日からはだんだんと昼間の時間が長くなると思うだけでうれしくなるのは、私だけでしょうか。 冬至は「一陽来復」の日で幸運に向かう日と言われているのですよ。 冬至には融通が利く(=体が丈夫)ということで柚子風呂に入り、かぼちゃを食べる風習が昔からあります。 かぼちゃは縁起の良い食べ物かぼちゃを食べる理由は風邪をひかないために免疫力をつけるということと冬至には「ん」のつく食べ物を食べると幸運があるという言い伝えがあるか

          食べる!妊活 冬至 かぼちゃでパワーアップ

          食べる!妊活 牡蠣 加熱用は新鮮さの違いなの?

          こんにちは。 牡蠣の美味しいシーズンですね。「海のミルク」と言われるほど栄養価が高く、妊活を応援してくれる栄養素の亜鉛やビタミンB群、ミネラルも豊富。 でも、牡蠣にあたって死にそうな思いをされた方も多いと思います。 そんな牡蠣ですが、購入するときに「生食用」と「加熱用」ってどう違うのかって、気になられたことありませんか? 牡蠣は食中毒をおこすことで有名な食材だから、収穫して時間のたっていない新鮮な物は生で食べても安全ということで「生食用」少し時間のたったものは、加熱し

          食べる!妊活 牡蠣 加熱用は新鮮さの違いなの?

          食べる!妊活 白ネギで妊活力アップ!

          「あっこ先生、ニラ食べられました?」そう聞かれてハッと目が覚めた。夢だった。昨夜の白ネギ(岩津ねぎ)が生焼けで未だに口の中に居座っている。においの原因は硫化アリル(体内でアリシン)という成分だ。 硫化アリル(体内でアリシン)の働き血の巡りを良くし、代謝を上げるから体を温めてくれる。これは冷えを改善してくれ、赤ちゃんを授かる体づくりにはうれしい働きですよね。 血流に乗って肺まで運ばれて気化して口臭となるのです。 う~ん。なかなか、しつこい。 緑茶や牛乳を飲んだり、ヨーグ

          食べる!妊活 白ネギで妊活力アップ!

          食べる!妊活 おでんの栄養を考えた

          昨夜、あるバラエティー番組で「おでんはヘルシーで食べても太らない」ということについて関東おでん、関西おでん、名古屋の味噌おでんを食べて検証実験をしていました。皆さんの中にはご覧になられた方もおられるかもしれませんね。1日のカロリーは1,000kcalを超え、だし汁を吸った具はすぐに満腹感が得られ、実験をされたチャンカワイさんは食べきるのに苦労しておられました。 さて、3食3日間食べ続けた結果は意外にも体重は減少。専門家のお話では「おでんの栄養はバランスがとれているからだろう

          食べる!妊活 おでんの栄養を考えた

          妊活と口腔ケア(妊活のひとつに歯科検診を!)

          11月8日は「いい歯の日」です。 カウンセリングをしていると「妊活するうえで何が大事ですか?」というような内容のご質問をよくいただきます。 もちろん、食べること、寝ること、体を動かすこと・・・ いろいろありますが、その中の一つに「歯医者さんに行ってね。」というのがあります。 えっ?歯医者さん? 今、歯は痛くないんやけど・・・ 痛くないのにわざわざ行くのはなぁ・・・ 妊娠となんの関係があるの? そう思われる方もおられますよね。 そうです。あなたのことですよ~

          妊活と口腔ケア(妊活のひとつに歯科検診を!)

          食べる!妊活 生理前のイライラや妊活ストレスに!

          ようやく、庭の金木犀のお花が満開になりました。 皆さんも、道を歩かれていて金木犀の香りにふと歩みを止められたことってありませんか? 私は、金木犀の香りが大好きで庭ができたときに植えました。 私の幼い時代には、なぜが金木犀はトイレの芳香剤の代表選手でした。 きっと香りが強いからなのかもしれません。 あの香りの効果は金木犀の香りにはリナロールというイライラを鎮静させたり、抗不安効果が期待される成分を含んでいます。 【妊活ごはん 桂花茶・桂花陳酒】 香りだけじゃない♫

          食べる!妊活 生理前のイライラや妊活ストレスに!

          食べる!妊活 冷え予防のための食養生

          食事で健康な体づくり、赤ちゃんを授かる体づくりを目指しているあなたへ。食材選びや調理法、食べる時間、食べ方でも体づくりの効果が変わってきます。 寒い季節がまもなくやってきますね。 「冷えは万病のもと」と言われるように、体温が下がると私たちの体にいろいろな症状が現れます。 ①体温が1度下がると免疫力は30%下がる ②ホルモンバランスが乱れる ③代謝が低下する⇒動脈硬化・肥満症 ④心・精神が不安定になる この結果、手足が冷たい しびれる 頭痛や腰痛 生理痛 便秘や下

          食べる!妊活 冷え予防のための食養生