慢性甲状腺炎【橋本病】と不妊

私は不妊治療を始めた時に、慢性甲状腺炎(橋本病)であることがわかりました。

甲状腺ホルモン(TSH)の数値が4.45μIU/mlくらいで、「正常値より少し高いから、専門病院で検査してみて」と、レディースクリニックのおじいちゃん先生に言われたのがきっかけ。

ドキドキしながら、表参道にある伊藤病院へ行き、検査を受けると慢性甲状腺炎との診断が下りました。

ちなみに、正常値は0.390~4.010μIU/mlです。
ほんとにちょっとじゃん!

でも、妊娠を望んでいると、この「ちょっと」が重要らしいです。

慢性甲状腺炎でも妊娠できます

「慢性甲状腺炎でも妊娠して出産される方はたくさんいますよ」と、伊藤病院の先生。

甲状腺ホルモンのコントロールが上手く行っていれば、全く普通の人生が送れるそうです。

残念ながら、甲状腺ホルモンのコントロールが上手くいっているのに、私はまだ陽性反応を見たことないのですが・・・(´・ω・`)
今後に期待しています。

妊娠を目指すならTSHは2.5μIU/ml以下

妊娠中は、普通の人でも甲状腺ホルモン値が上がってしまうことがあるそうです。

甲状腺ホルモン値が高いと、流産の危険があるそうで、そんな場合は『チラーヂン』と言う甲状腺ホルモンの薬を飲んでコントロールします。

目標は2.5μIU/ml以下!

これを越えないようにコントロールするとなると、私の最初の値(4.45μIU/ml)も危険って訳ですね。
納得しました。

ちなみに、もともとTSHが高い慢性甲状腺炎の場合、妊娠中はさらに高くなってしまうそうです。

妊娠前にわかって良かった(^^♪

一般病院では『橋本病』の方が通じます

私は最初は診断された通り、『慢性甲状腺炎』と他の病院や薬局に行った時に申し出ていたのですが、最近では『橋本病』と申し出ています。

とある調剤薬局の薬剤師さんに「同じようなものなので」と言われ、それなら慢性甲状腺炎より知名度が高い(?)橋本病と言った方が色々通じやすいし、書くのも文字数が少なくて便利。

病気の仕組みが一緒で、使う薬も同じなので、問題ないそうです。

ちなみに、チラーヂンと相性が良くない薬は少ないそうで、今のところ「これは飲んじゃダメ」と言われたことはありません。

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