生理周期を整えて妊娠しやすい体になる
生理周期は女性にとっての健康のバロメーター。妊活中の方だけでなく、生理のある女性全てにとって重量なこと。
本来ある体のリズミに合わせて規則正しい周期で生理がきているということは、ホルモンバランスが整っているということです。
反対に、生理周期が整っていないということは、どこかホルモンに乱れが出ているということ。
できるだけホルモンバランスを整え、規則正しい生理周期でいたいものです。
一口に生理周期を整えると言ってもいろいろな方法があります。
順番にいくつか紹介していきますね。
【1】生理周期を整える食事について
過度なダイエットや、栄養不足、激しすぎる運動は、月経周期を乱すだけでなく、体に大きな負担をかけてしまします。忙しい現代社会では、難しいかもしれませんが、食事のタイミングをそろえる、そして3食きちん食べるのが理想です。
体を冷やす食品をできるだけ避け、温めてくれる”温”の食材をとることも心掛けましょう。
【2】生理周期を整える運動
運動不足は、生理だけでなく、さまざまな体の不調の原因になります。かといって、激しすぎる運動も体の負担になってしまいます。急にがんばり過ぎず、短時間でも良いので、できるだけ、楽しく続けられる運動をしましょう。
【3】生理周期を整える睡眠
十分な睡眠は、筋肉や神経の疲労を回復させ、自立神経や、ホルモンのバランスを整えてくれます。できれば7時間以上の睡眠が理想です。ちょっと長いな、と思うかもしれませんが、妊娠に向けた体作りとなると、これくらいは必要なんです。
途切れ途切れではなく、7時間まとまって取るのが重要ですよ。
【4】生理周期を整えるために気をつけたいストレス
脳の中にある、視床下部はストレスの影響をダイレクトに受けます。視床下部は、ホルモンの分泌を司る大事な部位になります。
不妊のストレスは計り知れず、そしてとても些細なことでも引き金になります。町を歩く妊婦さんを見ただけで落ち込んだり、友人の何気ない一言に傷ついたり。期待していたのに生理が来た時など、声を出して泣きたくなります。
辛いときは辛い気持ちを認め、その後は出来るだけ気をそらす。楽しいことや趣味に没頭する、人に言えない事ならば紙に書き出すなど、自分なりのはけ口を見つけておきましょう。
そして、決して一人ではありませんよ!!その事だけは、忘れずにいてください。
【5】生理周期を整えるために記録をつける
ホルモンレベルは月を通して変動して行きます。月経周期を記録することで、自分の体が今どういう状態になっているのか把握する事が出来ます。
医療機関を受診するときも、3か月分のデーターがあれば、診察がスムーズに進みます。何より、意識するだけで体は改善の方向へ向かって行きます。
生理は女性の体の健康バロメータ。妊娠したいと思ったらまず、月経周期を確認し、記録をつけることから始めましょう。もちろん、「もう基礎体温測っているわよ。」と言うのであれば問題ありません。
あまりに乱れがあるのなら、困った病気が潜んでいる可能性もあります。迷わず医療機関を受診してください。
そしてなにより、あなたの体を信じてあげてください。生理の度に泣きたくなる気持ちを卒業して、妊娠へ向けて前を向いて進みましょう!
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