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【朗読後記】詩を読んでみた

『月蝕』夢野久作
詩をほとんど読んだことがないので、朗読教室の課題に詩を選びました。選んだ理由は3点リーダーが多すぎて、どう読めばいいのかわからないからです。
気になる方はテキストをご覧ください。

青空文庫『月蝕』夢野久作

はじめ3点リーダーがあるとわかるように読もうと頑張りました。するとゆっくりしすぎとの指摘を受けました。
まあそうですよね。ひと言一言引っ張りましたから。なので、聞きやすくなるように3点リーダーをあまり気にせずに読むことにしました。
そして月食はゆっくり進むのでゆっくりめに読むことにしました。でもちょっと遅すぎたかな……。もっとすっきりさせてもいいかな。

そして最後の「月」が語る場面。テキストでは「ホホホホホ」とあります。ここはどうやっても演技しないことにはきまらない。
「ほほほほほ」と読み上げたらダサいでしょ。
覚悟を決めて振り切らないと高笑いができないので難しかったです。
そして自宅で練習するのも気を遣いました。だって外に聞こえたらヤバイでしょ。特に夜とか……。


『大阿蘇』三好達治
急にこの詩を思い出して読んでみました。
昔教科書に載っていたなあ。何か思い出があるわけではないのだけど、雨の季節なのでちょうどいいかなと思いました。
淡々と読むだけだと風景が伝わらないかなと思い、立体的に読めたらいいなと思いました。
馬と山、そこに蕭蕭と降る雨。
雨にも距離感をつけたいと思いました。
聞いた人に風景が見えるといいのだけれど。

よかったら聞いてください。


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