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身近になると省略しがちなもの

身近になればなるほど省略されがちなものなーんだ?


なぞなぞのような聞き方をしていますが、なぞなぞではありません…笑


なんでしょうか?

なんでしょうね…。


今回のことは、次女さんが教えてくれました。

「みずっ!!」
「おとーさんみずっ!」
「水飲みたい!」

とまぁ、偉そうに言ってきます。
最初は、「みずっ!」って言われたら水を出していました。
けれども、だんだんイラっとしてきて。「みずっ!」と言われても無視することにしました。

すると、
「おとーさん、みずっ!」
『俺は水じゃない!』

「水飲みたい!」
『どうぞ、お飲み下さい』

「ちーがうー!」怒りだす次女。
『何が違うの?』
「水飲みたいの!」
『じゃあ、なんていうの?』

「お水飲みたいから、いれてー。」
『いいよー。』


こんな感じのやりとりがありました。

そして、ふと思いました。
"子供がこう言うのなら、自分もこういう風に言ってるんじゃないかな?"と。

……。


あー。ありました。
「お風呂お願いしまーす!」って長女に言ってました。
えっ?お風呂?って返されている…。
「お風呂にお湯を入れてきて欲しいです!」と言い直しています。


他にも省略していることに気付いたことがありました。


それは毎朝のコーヒーでした。

毎朝淹れるのが習慣になっています。


習慣化してくると、当たり前かのように"当然飲むだろう"と思ってしまいます。


2人分のコーヒーを淹れているときにふと思いました。


"あれ?そもそもコーヒー飲みたいのかな?紅茶のほうが良かったりするのかな?"と。

豆も何種類かあるので、
「あれ?深煎りでよかったのかな?」とか思ったりしました。


当たり前のように淹れるコーヒー。
その行為に、省略されているものがあります。
「今朝は何を飲みますか?コーヒーでいいですか?どんなコーヒーがいいですか?」

という言葉たち。


自分でも、たまーーにコーヒー飲みたくない時があるんですよ。あと、深煎りを飲みたくないときもあったり。

妻にも聞いてみると、妻もたまにあるそうです。
体調悪そうな時は、特に聞くようにしています。



このような会話を煩わしく感じる人もいますよね。
毎回聞かれるとイヤだと感じるかもしれません。



それでもワタシは、こういった小さな会話でも嬉しいし、楽しい。
コーヒー楽しみにしてくれているんだなー。ということもわかるから。



身近になると、

なんとなくわかっちゃう。

なんとなく伝わってしまう。



良いことでもあるけど、

身近だからこそ、大切な人だからこそ、

ないがしろにせず、言葉を大切にしてほしい。



言葉を丁寧に。大切に。
相手に伝わるように。

そうしたら、相手に自分の気持ちも伝わります。


「おーい!お茶!」
『…』
『はい。』

も長年連れ添った感じがしていいかもしれないけど…


頼むときは、

「〇〇、お茶飲みたいからいれてくれないかい?」
『いいよ!』
「ありがとう!お願いします!」

の方がワタシは好きだな。

ちょっとした会話にもなりますし、頼まれた方も気持ちがいいですよね!



言葉を省略せずに使うことで、相手への思いやりであったり、自分の気持ちであったり、伝わるものがあると思います。



言葉を丁寧に使うことで、その言葉を受け取った相手には、「ワタシは丁寧に、大切にしてもらっている」と言葉を通して伝わります。


あなたの大切なパートナーだからこそ、一つ一つの言葉を大切に扱ってみませんか?


のり


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