【発達障害】外出が怖い話。
こんにちは。
ADHD/ASD当事者のきぎです。
発達障害の当事者といえど私が発信できる内容があんまり思いつかなかったので、noteを私の症状の記録として使おうかなと考えています。
他にも日常について何か載せられたらな、、、。
気ままに楽しく更新していきますね。
本題に入りますと、私はいつからか外出が怖くなってしまいました。
といってもここ数年ですね。
中学生くらいまでは家にいるのが苦痛でよく外を歩いていました。
ですが、独り言の症状に気づきそれが異常だと思い始めた時から外に出るのが怖くなりました。
ある時は電車に乗っていて、異常者だと思われて周りに人がいなくなり、ある時は笑われたり、観察されたり、、、色々ありました。
そりゃ独り言をぶつぶつ話してる人がいたら怖いですよね。避けて当然です。
ただ私の場合、意図して話していたわけじゃなく、自分の世界に入ってしまった時に無意識に話しているものだったので指摘された時、自分のことがとても怖くなりました。
頭がおかしくなってしまったのか、と。
生まれた時から良い意味でも悪い意味でも私の頭はおかしかったので耐性がついているはずだったのですが、それはあくまで隠せる部分。
独り言は表に出てしまう分、周りにかなり迷惑をかけてしまいますよね。
ただ、何かに集中してしまうと(自分の世界に入ってしまうと)私にもどうしようもできなかったです。
テスト等も集中しなきゃ解けないし、課題も全く進まない。
でも周りに嫌われるのは嫌だったので、集中しない、を徹底しました。
いや、正確にいうと集中しないことに集中しないようにしていました。
口をしっかり閉じて、脳内に「白」をイメージしてみました。
すると周りの視線が薄れてきたのでこれが続けられるかが鍵となります。
ですが、それに集中するのがとても労力がいるのです。
口をぎゅっと閉じているか、周りの視線は大丈夫か、こんなに人がいっぱいいるのに私だけ変なのかも、、、
などマイナスなことを考えてしまうのでとても疲れます。本当に疲れます。
なので外出は嫌いだし、学校もあまり好きではないです。
家にいたら独り言なんて気にせずに私らしく過ごせますから。
ですが、私は周りの人よりも人間と関わることに長けていない。
脳みそを上手く操れないので、周りの人よりも更に経験を重ねなければいけない、と思い好きだった分野の専門学校に通い、日々色々なことを学んでいます。
圧倒的に失敗が多いですが、なんとか生きています。
病みやすい人は自分のことを考える時間が多い、と聞きますが、程度は人によって変わると思いますが自分のことを考えていなきゃ何も変われない気がして怖いです。
無意識に失礼なことをしてしまうことが沢山あるから、家に帰ったら学校でのことをフィードバックする。反省点が沢山でる。改善点は出てくるのに行動に移せない。
疲れている時は改善点すら出ず、自分のダメなところに対して自分がイライラする。
人間と関わるのは少し大変ですね。
自分の治さないといけない部分が多すぎてよく悶えています。
だから本当は外に出なければ楽なのか、と思います。
ただ、外に出ることでたまに良いことが起こります。
外が晴れていると心が温かくなります。
春と秋の匂いが特に好きです。
(普段は、部屋をカーテンで閉め切っているので外の天気があまりわからない。)
バスとかでおばあちゃんに席を譲ったりするとお礼を言ってもらえたり、笑顔が見れる時があります。
とっても嬉しいことですよね。
外出は嫌いだけれど、こういう瞬間は大切にしたいです。
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