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えになるかとり かとりっぷ

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一市三町が合併してできた香取市は、千葉県で四番目に広い市なので、見どころもたくさん。 恥ずかしながら、私もまだまだ知らない場所が多いので、まさに宝さがしのように、おもしろいモノ・… もっと読む
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記事一覧

<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十八回 コスモス畑と鹿島線

今年で17回を数える、与田浦コスモスまつり。 秋を知らせる、のどかなイベントです。 そんなコ…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十七回 一方通行と迷い道

香取市民でも、佐原の町中を車で通るのを敬遠する人がいます。 なんでかって。 それはね... 一…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十六回 大粒の宝石

秋の香取市のお楽しみ、さまざまなフルーツが最盛期を迎えています。 いちじくに梨にブルーベ…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十五回 重伝建に住む人々

香取市佐原の重要伝統的建造物群は、小野川に沿ってあります。 川沿いに植えられた柳と相まっ…

<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十四回 わんぱくな公園

スフィンクスが鎮座する、まるでエジプトなところ。 でも、ピラミッドはありません。 そこにあ…

<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十三回 稲刈りとイナゴ取り

お盆を過ぎると、香取市は稲刈りのシーズン。 でも、今年は長引く梅雨で稲の色づきも少し遅れ…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十二回 睡蓮と鯉

水郷佐原あやめパークでは、約300種ものはすの品種が栽培されており、日本一を誇ります。 毎年はす祭りが開催され、あやめ祭りのあとに楽しめるのです。 園内の水路には所狭しとはすがひしめいていて、そのなかを舟で進んでいけます。 また、はすの回廊と名付けられた栽培池は、歩きながら間近で大輪の花を楽しめます。 はすは朝早くに花を咲かせるので、はす祭りの時期は朝8時から開園しています。 午前中に見るのがオススメですよ。 少し前、画家モネの作品「睡蓮」を彷彿とさせる場所が、現実世界にある

<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十一回 利根に花開く水中花火

毎年8月1日に開催されている「水郷おみがわ花火大会」。利根川の川開きの日に合わせて開催され…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第十回 竹の灯りが照らす町

佐原の夏の風物詩となった、“竹灯り”。 これまで15年続いている、夕涼みイベントから生まれ…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第九回 京都祇園の流れをくむ

七月の中旬を過ぎても、今年(2020年)の梅雨は明けません。 例年なら、夏休みに突入して、太…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第八回 佐原囃子で疫病退散

11日の土曜日(2020年7月)。 どこからともなく笛の音が聞こえてきました。 夏祭りは中止にな…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第七回 祭りとともに生きる町

2020/07/09 例年であるなら、明日から三日間は佐原の大祭 夏祭りが開催される予定でした。 し…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第六回 川にそびえ立つ鳥居

香取市民であっても、この鳥居のことを知らない人もいるでしょう。 浜鳥居として知られる、"鳥…

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<えになるかとり かとりっぷ> ◆第五回 大なまずと要石

本日(2020年12月19日)早朝、香取市では強い揺れを感じました。 今のところ被害の様子は伝えられていないので一安心ですが、今後も警戒しなくてはいけません。 このところ、地震が多く感じられますが、それは今も昔も変わらないようで、香取の地域では言い伝えが残っています。 地震が頻発するのは、大なまずが地中に住みつき、荒れ騒いでいるせいだと言われていました。 それを鎮めるため、香取神宮の経津主大神が大なまずの尾に、鹿島神宮の武甕槌大神が頭に石棒をさし込み、大なまずを地中深くに押さ