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塾選びのコツ

まえがき
毎年、沖縄の中学受験がおちつく2月には入塾問い合わせがかなり増えてきます。進学塾の新年度学年のスタートが2月や3月、さらに各塾の中学受験合格実績結果が固まる時期でもあります。

兄姉がすでに塾に通っていて、その塾に満足をしている場合はスムーズなのですが、新規に塾を探すとなると結構ハードルが高いものです。

そこでお子さんにあった塾選びの参考になれればと執筆しました。


①塾のタイプ

塾のタイプも様々。学校の授業を補完する塾、英語を専門に教える塾、計算などのくり返し学習を得意とする塾、中学受験を専門とする進学塾などがあります。

集団指導タイプ

また、15名から20名程度をひとクラスとして指導をする集団指導型、数名程度を一人の担当が指導する個別型、一対一の指導をする完全個別型に分類されます。

ここでは塾選びということですので家庭教師の分類は外しています。

また、指導形態も教科別に担当が分かれる指導、理系分野と文系分野で担当を分ける指導、全教科を一人の担当が指導するタイプにも分かれます。

②塾の費用

月々にかかる費用は上記の塾のタイプなとによっても異なりますが、個別型で少人数を指導するタイプで、教科ごとに費用が設定されている塾は、沖縄の4教科受験にあわせて受講するとかなり高額になります。

集団指導などでは塾に月々にかかる費用は受講する講座それぞれの月謝となりますが、他にも定例テストや模試、テキストやプリントなどの教材費、夏休みや冬休みなどの季節講座の費用などもかかってきますので年間総額をしっかりと確認したほうがいいでしょう。

年間総額を聞くとかなり高額だと感じる場合もありますが、私立中学に通う年間総額と同じくらいかまたはすこし下回るのが進学塾の相場といえるのかもしれません。

沖縄県で行われる中学受験としては、開邦中や球陽中といった県立中高一貫高、私立中学の昭和薬科大学附属中、沖縄尚学、興南があります。

それらの中学受験を突破するにはかなりの学力や点数獲得力が求められますので、それを効果的に指導する手法をもっている塾ほど年間総額は高めに設定されています。

また、学生のアルバイトを講師として使っている塾と、専任講師を使っている塾に差が出るのも当然のことといえるでしょう。学生のアルバイトでもかなり指導力のある講師もおりますが、やはり専任講師の方が経験値が高く、安定した指導が期待できます。

③子どものタイプ

さまざまなタイプの塾があるなかで、お子さんにとってベストな塾選びをすることが効果的な中学受験対策になります。

そのためにはお子さんのタイプがどのタイプなのかをしっかりと把握しておくことが大切です。

これまで中学受験対策にあたってきて、子どものタイプとしては下記のタイプにわけられます。

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