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福袋が買いたくなる心理。

新年の始まりとともに
多くの人々を魅了する福袋。

年末ということもあり店頭に並び始めた。

年々福袋を販売する店が増えている気がする。
なぜ福袋は人々を惹きつけるのか。

背後にある心理や人間の欲望を考えてみると
概ね3つの魅力が福袋にはありそうだ。


まず福袋には「予期せぬ喜び」にある。

中身が分からないという福袋の性質。
これは未知に対して持つ好奇心を刺激する。

「開けるな」と言われた「開けたくなる」。
人間の性質をうまく突いている。

人は予測できないことに対して、
自然と惹かれる傾向がある。

この未知への興奮は、
福袋を開ける瞬間の期待感を高め、
購入への動機付けとなる。



また、「コスパの高さ」も魅力の一つ。

多くの福袋は
その価値をはるかに超える商品を含んでいる。

この「得をした」という感覚は
購入者に満足感を与え、
次回の購入へとつながる。

消費者は少ない投資で
大きなリターンを得ることに魅力を感じる。

さらにその体験がブランドや店舗への
ロイヤリティ向上にも貢献して
顧客化にも繋がりやすい。


福袋は「共有する体験」も生み出す。

友人や家族はもちろん、YouTube上などで
「福袋の開封の儀」は一種のイベントとなる。

この共有体験で
中身の価値に対する喜びや驚きを
視聴者にも植え付ける。

自身でも買ってみたい欲求を喚起する。

中身が期待に満たない場合、
失望感を生むこともある。

この期待と現実のギャップは
福袋のリスクでもあり、
エンターテイメントのの一部でもある。



福袋への魅力は
人間の深層心理に根ざしている。

未知への好奇心、得をしたいという欲求、
共有したいという願望。

これらはすべて、
福袋の魅力の核となっている。

僕も先日初めて福袋を買ってみた。
3,000円の福袋だったが、
中身は5,000円相当の品が入っていた。

大人気なく喜んだことを思い出して
noteのネタに書いている。

年末年始ならではの風物詩。
今まで福袋は買ったことがなかったが、
「何事も経験だ」と、年の瀬に学んだ。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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#1億円日記 Vol.94

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