見出し画像

終わりのない夜なんてないから

東京の地上波

関東圏の地上波に担当が出る。

いまやジャニーズJr.だって連日ゴールデンタイム、全国放送のテレビに出る時代だ。今後はどうなるかわからないけれど、少なくてもここ4年ぐらいは割とそうだった。

担当が出るのは何年ぶりだろう。過去のコンサート映像に一瞬映り込んでたとかそういうのはなしで、たぶん6年ぶりぐらい。炎の体育会TVの長居競技場回に応援メンバーとしてちらっといたぐらいが最後、だと思う。嘘かなあ。スワンキングとかのときにニュースとか出てたっけか。
…というか、嘘だと言ってほしい。

舞台班にとって、テレビは遠い。めちゃくちゃに遠い。何ならうちの子は「関西Jr.出身」なので、これでも関西圏のテレビ露出はあるほうだ。それでもまだ遠い。舞台班を最近映像のほうに進出させようと、おそらくマネージャーさん方が頑張っているのもわかる。希望はある。でも、めちゃくちゃ遠い。

あなたの1週間、壁にしました

ちらっと出るぐらいだろうな、と期待せずに見ていたけれど、康二くんが丁寧に丁寧に今江くんの説明をしてくれていてめちゃくちゃ感動した。ありがとう康二くん。

「なにわ男子結成後 関西ジャニーズJr.の変化」「なにわ男子に選ばれなかった室、向井など計8人で活動していた」というテロップと共に、『あの時はめちゃめちゃ迷いましたよ、辞めるか。』と担当の声が聞こえた。

辞めようとなんて

担当はあの時期、か、あの後、か、辞めようと迷ったりしていたらしい。彼が関西ジャニーズJr.を卒業し、この話をラジオでするまで私は知らなかったし、とんでもなく驚いた。他のファンの「そうかと思っていた」という意見を読んでも信じられないでいる。
だってあの関西ウォーカーの連載を手放して辞めるとは全く思えなかったのだ。それに、あの時期は梅芸、松竹、あけおめ、滝沢歌舞伎、春松竹、もしも塾…と考えても仕方がないぐらい怒涛の現場祭りだった。ファンレターの返事だって、入所して10年、これからも続けることの決意表明なんだな、ぐらいの認識だった。やっぱり担当のことはよくわからない。

るたこじF6

るたこじF6が一緒のくくりにいた時期があったという話がテレビで語られるのってかなり珍しい、というか、なんなら初めてなんじゃなかろうか。
2018年10月25日から、2019年1月17日ぐらいまで。期間にして3か月弱。あの時期のこと、みんなはどう思っていたのだろう。

「なにわ男子に選ばれなかった」という割にはなにわ男子と双璧をなすぐらいの出番に感謝はしていたが、少なくとも私はあれが永遠だとは到底思えなかった。
あれをくくりと呼べるのかというとかなり難しい。歌割の偏りは激しかったし、少なくとも今江担として、あれは「得」というより「損」に近かったと思う。

あけおめのコンサートで、彼らはパフォーマンスをした。個人のために採寸された銀と黒ベースの衣装。黒と白のパーカー衣装。そして、Nightmareという曲。るたこじF6(あえてここで「の」を使う)曲である。

あの時期、るたこじはしきりに言っていた。先輩相手であろうと(※厳密にいうとまとくんは龍太くんより先輩です)踊りに妥協ゼロの6人に刺激されていたと。そんな8人が踊るNightmareは、歌詞も歌割もめちゃくちゃにかっこよかった。華奢なシルエットのるたこじと、踊りなら絶対に負けない6人。まとくんの甘い歌声や末澤の高音、リチャぴのラップ…。なにわ男子相手にギラッギラの8人がすごくうれしかった。
うちの子がダンスブレイクでリチャぴとダブルセンターを張るのと、踊るときにパーカーをかぶってしまってそれを払いのけるのが好きだった。ああいうシンプルな照明が一番やっぱりかっこいい。

オーラスは入らなかった。京都の家でレポを見た。るたこじが泣いてる。やめるんじゃないか、なーんて。うちわを枯らすために周回する友達をTLで応援しながら、その2人は辞めるわけないだろって思いながら、やっぱりこのくくりってここで終わるんだろうなあ、とぼんやり思っていた。

サポートいただけるよう精一杯精進してまいります!ご興味がありましたら…ぜひ!