2018年J1第21節 清水エスパルス対川崎フロンターレ プレビュー「サッカーで1位との差なんて僅差」

2018年J1第21節、川崎フロンターレの対戦相手は清水エスパルスです。まずは、Football-Labに掲載されている前節までのデータを元に、清水エスパルスのデータから分かる特徴を紹介したいと思います。

プレビューで紹介する「2つの指標」

プレビューでは、2つの指標に基づいて、川崎フロンターレの対戦相手の特徴を紹介しています。

1つ目は、「チャンス構築率」。これは、シュート数を攻撃回数で割った指標で、1回の攻撃でどのくらいの確率でシュートチャンスを作れるかを把握するためのデータです。このデータから、チームのビルドアップ(攻撃の開始からシュートチャンスを作るまで)の特徴を把握することが出来ます。

2つ目は、「シュート決定率」。これは、得点数をシュート数で割った指標で、何本シュートを打てば得点を奪えるのか、把握することが出来ます。

2つの指標ともに、10%を目安にしています。守備では「被シュート構築率」「被シュート決定率」という指標に着目することで、シュートチャンスを作らせない守備がどのくらい出来ているのか、得点を奪われない守備が出来ているのかを把握することが出来ます。

PKによる得点がリーグ1位の清水エスパルス

前節までの清水エスパルスの攻撃のデータを分析すると、攻撃回数は125.8回でリーグ6位、シュート数は11.7本でリーグ14位、チャンス構築率は9.3%でリーグ14位、シュート成功率は10.8%でリーグ5位です。

清水エスパルスの攻撃で注目したのは、リーグ5位のシュート成功率です。実は清水エスパルスのデータを調べてみると、ゴールの枠内にシュートした数を示す「枠内シュート数」が1試合平均3.4本でリーグ18位。シュートの成功率が10.8%でリーグ5位とまずまずなのに、枠内にシュートを撃っている数はリーグ18位。シュートは枠内に飛ばないけれど、シュートが枠内に飛んだら決まっているのです。

そんな清水エスパルスの得点の内訳を調べてみると、PKを含めたセットプレーの得点が、総得点の40%を占めていることが分かりました。セットプレーの割合が高いチームは、枠内へのシュート数やシュート数が少なくても、シュート成功率が高い傾向があります。

興味深いのは、清水エスパルスはPKによる得点数がリーグ1位(4得点)。いかにペナルティエリアで相手の守備を攻略するために仕掛けているかが分かります。

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西原雄一

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