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はじめに

はじめまして。
この度「にしあいづの世界」の記録を始めます、
平澤ことりといいます。
福島県にある西会津という町に出会い、
この2月から地域おこし協力隊になりました。

今回は「はじめに」の回。
わたしが誰で、なぜこのNOTEを始めるのかについて、
少しだけお付き合いいただけたらと思います。


西会津国際芸術村

わたしはアート・芸術担当として協力隊に着任し、
「西会津国際芸術村」ではたらいています。

ここは廃校。かつては中学校でした。
2004年から西会津国際芸術村としての
運営がスタートし、
展示、イベント、ワークショップ、
アーティストインレジデンスなど
アートによるまちおこしに取り組んでいます。

と、
書いてはみたものの、
なんだかそんな言葉では足りないのです。

西会津町の活性化を通して、
日本の(ひいては世界の)
人口減少、過疎、田舎町の消滅
という危機に対して
全身全霊、多岐にわたるアプローチから
取り組んでいるんです、、!!
(と書いてもまだしっくりこない。)

大人が、
ネガティブで難しいイメージの社会問題に対して
真剣にワクワクして、
すごいエネルギーで取り組んでいる。

その生き方が衝撃で、
おもしろすぎて
わたしはここに身を置きたいと思いました。


かんたんに略歴

アート担当の私ですが、
実はアートのことは全くの初心者です。
度々「アートとは」とGoogle検索しています。
そのうえ、西会津町のこともまだよく知りません。

私は新潟県魚沼(西会津と同じ雪国!)の出身で、
大学では福祉や社会問題、
コミュニティによるアプローチについて学び、
卒業後は福祉の現場を知りたいという思いから
都市部の市役所に入庁しました。

しかし
”ワーク”におもしろさを見出せず、
”ライフ”も物足りない
という状況に陥り、
人生長すぎる、、と絶望感を抱いてしまいました。

そんな時に
「誰かの幸せ」より前に「自分の幸せ」を
追求してみたら?と言われ、
自分の中に衝撃が走りました。

それまで「純粋に自分がやりたいこと」を
考えたことがなかったことに気づき、
そして考えてみたら案外すぐに方向性が見え、
転職を決意。

それから「おもしろい、、!」と
自分の心が動くかどうかを基準に
仕事を探している中、
Instagramの広告をきっかけに
西会津国際芸術村を知りました。

そして、芸術村のInstagramに投稿された
「公募展設営ボランティア大募集」
の文字に誘われ、
足を運んだことがはじまりです。


西会津、おもしろい

そんなこんながありまして、
アートも西会津のこともよく知らないわたしが
地域おこし協力隊としてやってきたわけなのですが、

きてみたら、
毎日おもしろい人との出会いがあり、
毎日知らない世界に触れ、
毎日違う表情を見せる自然の景色に感動し、

自分に足りない知識やスキルがありすぎて、
時間が足りない毎日になりました。

(わたしはどーーしようもなく
朝に弱かったのですが、
朝が来るのが嫌じゃなくなった、どころか
楽しみになっている自分がいます。
びっくりです。)

西会津の人は
ワクワクしてはたらく/つくる/生きる、
パワフルでしなやかで、
軸のある人が多い印象があり、
そういう人がそういう人を呼び、集まってきます。
さらには現状そうでない人も、
元気になっていく傾向があるのだとか、、

これは一体どういう現象なのか。
なぜこんなにおもしろいことになっているのか。

西会津の人や文化、アートから
”生き生きして生きるための足がかり”を見つけ、
心豊かな生き方を発信していく、
という名目で、
こんなにおもしろい世界があったなんて、、!
という衝撃を
このNOTEに綴っていけたらと思っています。

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