にしを

とある経営企画マン。戦略、投資、金融、経営等。 サウナとランニングと蕎麦が好きです。 …

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とある経営企画マン。戦略、投資、金融、経営等。 サウナとランニングと蕎麦が好きです。 マイチャイ☕️

最近の記事

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

 今回はアイリスオーヤマ会長の大山健太郎氏の著書「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」について感想と考えたことについてまとめてみたい。  今年に入って「収益性を高める」をテーマに事業運営を行ってきたこともあり、現時点の自分と本書はベストな出会いであったため、早速手に取って読んでみた。   本書を読んで特に学びになったことは下記の3つである。 ①何を第一の優先順位として経営を行うか ②情報伝達の重要性 ③経営の効率をどの時間軸で図るか 上記について1つ1つ見ていきたい。

    • CFO思考

       今回は徳成旨亮氏著書の「CFO思考」を読了したので、自分が学んだこと、考えたことをについて書いてみようと思う。  この本を読もうと思ったきっかけだが、私が経営企画業務に従事しており、自分の業務また私自身のキャリアを考えていく中でとても役に立ちそうな本だと思っていたからだ。  経営企画室の主な業務は、役員の思考を言語化し、戦略・戦術に落とし込むことで、社員に、役員の考えに関して腹落ちしていただき、組織としての推進力を注入する、現場と経営をつなぐ役割であると考えている。また企

      • 全員で稼ぐ組織

        こんばんは。 とある経営企画マンです。  先日読了した「全員で稼ぐ組織」についての感想を書きたいと思う。 本書を読もうと思ったきっかけは、管理会計、特に収益性を高めるための経営管理について学びを深めたいと思っていた中で、京セラ流アメーバ経営の経営手法を駆使しJAL再建を果たすというケーススタディの中で、赤字体質企業をどのように筋肉質な企業に変えていったのかということを、具体的事例を通じて学びたかったことに準ずる。  結果、大きく3つの学びがあった。 ①アメーバ経営では、

        • JTのM&A

          こんばんは。 とある経営企画マンです。 今日は先日読了した「JTのM&A」について読んでみたのでその感想と気づきを書かせていただければと思います。 JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書 | 新貝 康司 |本 | 通販 | Amazon そもそも、なぜ私がこの本を読んでみようと思ったかというと、 ①M&A業務に関わる機会があること ②メルカリの山田さんがおすすめの本として(2年ほど前だが)ブログに挙げていたこと ③将来的にCFOキャリアを目指していくうえで、日

        いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

          アウトプット思考

          今回は内田和成氏著書の「アウトプット思考」を読了したため、その感想を記載してみたい。  私がなぜこの本を読もうと思ったのかについてだが、「シンプルにインプットのわりにアウトプットたらなくね?」や「アウトプットの質がぜんぜんあがらないな」と漠然とした課題感があったからだ。 その意味もあって「仮説思考」に代表される、内田氏がアウトプットの本を出されていたため、これは読んでみなくてはと思い、今に至っている。 ではまずアウトプットとは何かということを自分なりの定義で考えてみると

          アウトプット思考

          意思決定の教科書

          今回は意思決定についての本を読んだためその感想と自分なりの考えを述べたいと思う。今回読んだ本はハーバードビジネスレビューに寄せられた論文をまとめた「意思決定の教科書」という本だ。 なぜこの本を読もうとおもったかというと、自分が組織の中で意思決定の瞬間に携わっていく中で、どうしても論理的でない意思決定が発生してしまう、何故そのような現象が起きてしまうのかというのを科学的にどうとらえればいいのか、そして少しでも意思決定の質を上げるにはどうしたらいいのかということをぼんやりと考え

          意思決定の教科書

          企業価値4倍のマネジメント

          今日は今週読了した本の感想を書いてみようと思います。 今回読んだ本は「企業価値4倍のマネジメント」という本です。 元ベインアンドカンパニーの方が書かれた本で、少し古めの本になります。 本の出会いは戦略コンサルティングファームに勤める友人から勧められたことと、自分としても経営企画業務に従事する立場として企業価値を上げる体系的な学びたいと思っていたこともあり、読んでみようということになった。 主に本の構成としては、①戦略(MA含む)・②実行・③顧客満足度・④業務改善・⑤マイン

          企業価値4倍のマネジメント

          2023年から24年にかけて読んだ本たち

          ・ロジカルプレゼンテーション プレゼン力とは?を論理的思考力、論点設計、仮説検証、示唆出し、スライドによる伝え方までをまとめたものと明確に定義してくれています。 特に、ロジカルかは相手が決めること、縦横を論理的思考力では意識すること、論点があるから仮説があり、仮説は磨かれるものという、当たりたまえのようで普段忘れかけていたポイントを明確に整理してくれており、この年末読めてよかったと思っている。 ・V時回復の経営 組織における病として、収益責任の不明確による各部門の責任転嫁、

          2023年から24年にかけて読んだ本たち

          アンカリング

          今日は人の決断に影響を及ぼすアンカリングについて考えたいと思う。 アンカリングとは、一回自分で判断したことが基準となり後々の判断に影響を及ぼすことだ。 例で考えてみよう。 車のガソリンは昔1リットル120円前後でいれることができた。しかし、今は150〜160円もかかる。 昔の経験がある人にとっては現在のガソリン価格が高く感じるわけだ。 ガソリンのことを知らず聞いたこともない人にとってはそれがすんなり受けいれられる価格になる。 つまり過去の経験=アンカーがある人は今後もそれ

          アンカリング

          サウナ

          最近のマイブームについて考えてみる。 コロナを機にサウナにハマった。 サウナにハマった理由は身体的側面と、精神的側面の2つの側面がある。 身体的側面は汗をダラダラかけることだ。 私は元々運動が好きで、それもチームでなにかをやるスポーツがすきだった。コロナを機に人と触れ合う機会が以前よりも減った。 汗をかく機会が少なくなる中でサウナは汗をかかせてくれるいいコンテンツだと思う。 精神的な面では、じっくり沈黙の環境で落ちつくことができるからだ。私はテレビがないサウナが好きだ。

          戦略について

          2回目書くことができました。笑 今日は戦略について深ぼってみようと思う。 戦略って皆さんはどういうイメージでしょうか。 私は端的に、資源の配分だと考えます。 一番イメージしやすい例は、戦国武将の戦ですかね。 どこに兵力をかけて、どこを攻略するか。 それを考えるのが戦略だと思います。 そのイメージで企業の戦略とはなにかというと、 それはヒトモノカネをどこにどれくらい投資するか、 それが戦略だと考えます。 戦略はそして抽象的な概念であり、それが具体化して降りてきた物が戦術

          戦略について

          第一回

          初めてノートを書くが、これから自分が頭の中で考えたこととを少しずつアウトプットしていこうと思う。 転職がきっかけでコンテンツ業界に身を置くようになり、コンテンツとはなにかについて考えてみようと思う。 コンテンツというと何を連想するだろうか。 一般的にはアニメ、アーティストなどではないか。 しかしこれらは知的財産に関わるコンテンツであり、狭義のコンテンツだと考えている。 私はコンテンツ「価値のある体験」だと定義する。 私は価値とは消費者が自分にとって物心両方もしくは片