テレビを捨てる選択をする人もいる。自分は自然にそうなりそうだ

タイトル画像:ロボットがのんびりテレビを観るイラスト

テレビという文化の衰退については、個人的にもビジネス的にも憂いながらも興味深くウォッチしています。

そんな記事も書きました。

下のリンク:若者はテレビ離れしたのではなく、局が若者を見放してるのでは?という記事

テレビ離れ?視聴者離し?

自発的に離れるなら、テレビ離れ。でも、テレビ側から視聴者を手放してるんじゃないの?というのが視聴者離し。

今のテレビの内容は後者じゃないのか?と思ってます。

ビジネス的に珍しい

ここまで右肩下がりなら、何か変化をつけても良いのですが、政治とマスコミは一体感があります、どちらも全くその気配がない。ちょっと皮肉をぴりりと効かせてみました。

唯一、キー局ではテレ東が「下がらず」で、相対的に地位が上がってる印象。

NHKは我が道行ってます。昔から届けるべき情報はこれ、と、内容の偏向はともかく、番組作りは真面目。結果、まともな番組は作り続けている。

残りの民放は、見事なまでに「手を打たず」「ジリ貧」を絵に描いたように、地位を落とし続けてます。

なんで何もしないのか、民放各局、上層部の人たちの力量に疑問を持ちます。

画像1

画像:ヤフーニュースより、テレビ視聴率が年々下がるグラフ

テレビは公共の度合いが強い

民放だから放っておけば良い、というわけにはいきません。

民放は営利企業ですが、商売の根幹となるテレビの使う電波は国の持ち物。許諾を受けた事業です。

我々国民の財産を使ってる、いわば準公僕的な企業なのですが、これまでの娯楽の王道を担ってきた自負からか、かなり殿様商売ができてしまう面もありました。

それが、新メディアの台頭と共に衰退が始まる。

ビジネス的にはどこかでこの進行を止めるための変化、テコ入れをするのが普通ですが、年単位で何もそれを感じないのが不思議です。

衰退を感じるポイント①インフラ系CMの増加

エネルギー、物流、インダストリー、部品、基礎技術系の企業。

一般視聴者に訴求する商品やサービスがない企業が結構ゴールデンタイムにもCMを出してます。

これまでは比較的買い手市場。この枠、売ってあげるよ、と局側が有利だったことは想像できます。

今、次々と他メディアに広告費が広がり、テレビが高い、とテレビCMを降りる企業も増えました。

そこで安くせざるを得ない→これまで断ってたところに声をかける→CM出してもらう、ということでしょう。

出す側は、ロケットや発電所を個人に売ったりしませんが、「テレビにも出ている企業」という認知は株主を集めるにも、就職先に選んでもらうことにも役立ちます。

衰退を感じるポイント②番組の作り方が画一的

・コンプライアンスに引っかからない程度の罰ゲーム付き芸能人のクイズ
・在来線のバスや電車の旅
・田舎を訪ねてその生活をのぞく
・チェーン店のメニューをランク付け
・動画サービスの動画見ながら芸能人がコメント

などなど。どれも最初にやったところはまだ良い。似たような番組が乱立するのを見ると、せめてお金はともかく知恵は使えば?と言いたくなる。

おそらく作り側はいろんなアイデアは出しているでしょう。そういうマインドの人たちです。多分うえが新しい考えにはGOを出せないんだろうな。

衰退を感じるポイント③レコーダーのハードディスク消費が止まった

結果、ということですが。

毎年録画して消して、を繰り返して、結局いつか一杯になるのがハードディスク。

これまで一年で1Tから2Tを消費してましたが、ここ2年、一台を使いまわしてます。

よく見るとNHKとテレ東とタモリ倶楽部。

自分の好みももちろん変化

年代と共に作り手の感性と離れていくことは必然です。

自分が今のテレビの作り手のコンテンツに興味が持ちにくくなってる変化はあるでしょう。

ただ、それが割と急激なんです。

何が残る?

しかし、まだ捨てないと思います。

・選挙
・オリンピック
・ワールドカップ
・大きなイベント

などの、リアルタイムに大画面で観たいものは残っていくと思います。

その表現、スマホとの連携、など、やれることは沢山ある。

消えて欲しくない、が本音。

頑張れ現場の人!経営者!

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