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nishikoです。横浜でカフェ『book&cafe Nishi-Tei』を営…

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nishikoです。横浜でカフェ『book&cafe Nishi-Tei』を営んで8年。オーナーとして、または2児の母として、でも基本的には一人の女性としてこれまで書き溜めてきたエッセイと、これからの日々で ”忘れてしまいたくない事”をここに残していけたらと思っています。

最近の記事

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ごあいさつ

はじめまして。 オーナーの気まぐれエッセイ 『わたくしごとですが』 を書いているnishikoです。 これまで、カフェのInstagramにて 経営に関する事の他、日々感じた事などを(時には絶対使い方間違えてる長さの文章で)残していました。 そんな投稿を読んでくれていた方には本当に感謝しています。 今後はこちらにて、少しでも多くの方の目に止まったら、そして共感したり笑ったりしてくれたら、とても嬉しいです。 主に家族内での出来事、子育て、お出かけエッセイになると思います。

    • 自分の一部になってる本。

      昨日、友人に貸した本が戻ってきた。 具体的には言わないが、それはとある育児書で、 『読んだ?』 と、一応聞いてみたら 『読んだ』 という。 『どうだった?』 と聞いたら、やはり 『まぁこんな上手くは行かへんな…』 と返ってきた。 そうなんだよね。 もちろん縋るように読んだその時は、その教えやアドバイスがとても支えになって、あぁ読んで良かった!!って思うんだけれども、反面『いやいやそんな上手く行かないよ…と思っている自分』や『書いてる人と自分との大きな違いに気

      • 今日のお客様

        2月某日 昨日に引き続き、今日もお茶の時間に若いカップルが来てくれてます☺️ 大学生くらいかなぁ。 それでふと、考えたのです。 もし私がハタチの頃にニシテイというカフェがあったら、私は誰とここに来たかっただろう、と。 20歳の私には、なんとなく高そうだし、住宅街の民家のドアでなんか入りにくい。 でも勇気を出して入ってみたら、広くてゆったりした内装で、スローなボサノバが流れてて、店員さんはなんだか楽しそうにコーヒーを淹れてる。 本や雑誌は自由に読めるみたい。 高い

        • 夫婦喧嘩ってさ

          今回は(そこら辺にありそうな)夫婦喧嘩の話です。 先日、駅のターミナルで割と派手目な夫婦喧嘩を目撃した。 私はその時ターミナルの停車場で娘の帰宅を待っているところだったのだけど、なーんか外から声がするなぁと思って後ろをを振り返ったら、両手にスーツケース1つずつ、肩にも大きな荷物を抱えた女性が叫んでいる。 その声は冬の高い天井に響き渡る。 “んねぇちょっとアナタ‼️(ほぼアンタ) なんで荷物持たないのよ‼️ んねぇこれ持ちなさいよ‼️“ 女性の目線の先はタクシー乗り場の

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        ごあいさつ

          ウォーキングハイ

          わたくし、2.3ヶ月くらい前から精神的にダウンすることが多くて、友達にも“カフェ、続けるのがキツくなって来た“などと弱音を吐いておりました。 気持ちが先か、体力が先か…そうなると、急に筋力の衰えが気になるようになり。 今まで平気で持っていた鍋や大量の買出し荷物、8キロのノボリの土台などがとんでもなく重く感じるようになった。 なんだ、なんだ、なんだこれは。 おんな45歳、先生はなんでもホルモンバランスの異常で済ませるんですか? よりによって子供達は夏休みが始まり、通常

          ウォーキングハイ

          最後の一歩でフリーズする

          最近、勇気を振り絞った経験ありますか? 最近、手に汗をかいた経験ありますか? 今日はそんなお話です。 『ミスタージャンプにて』 先日、息子と一緒に『ミスタージャンプ』というトランポリンで遊べるところに行った。 以前から息子にせがまれていた場所。 家からはちょっと遠いし(相模原だけど)、予約もなかなか取れないし。そんなこんなで行けずじまいだった場所。 でも今日はいいでしょう。つきあいましょう。なんとなく気持ちが向いた日だった。 ところが案の定予約

          最後の一歩でフリーズする

          目指せ効率的な『ダラダラ』

          今日からカフェが夏休みに入った。 休みなのに、ダラダラできない。 今日は珍しく家族全員が家にいる。 外は大雨だ。 夫はイヤホンで映画を見て、子供たちはそれぞれゲームをしたり漫画を読んだりしている。 日曜日だし、こんな過ごし方もいいじゃないか。 自分にとって楽しいことで、それが他人に迷惑をかけるものでもなく、(雨の日などはとくに)他の選択肢もさして見つからないようなら、今日のような過ごし方は何一つ間違っていないはずだ。 そう思っているのに、思ってはいるのに、私はなぜダ

          目指せ効率的な『ダラダラ』

          鰻の骨がささりました

          今朝、相方に朝番をお願いして、朝一で耳鼻咽喉科へ。 昨晩、念願の鰻重一口目にして小骨を喉に刺してしまうという大失態を犯した私。 しかも一口目。 焦げ目が美しいアクセントになってキラキラと照り輝くまだ綺麗な鰻を前に、一口目で。 大丈夫大丈夫。 きっとすぐ抜けて流れ落ちるはず。 そう思ってしばらくは美味しさを噛み締めるように黙っていた。 念願叶って夫が予約して、しかもちょうど待たずに食べられるように焼き上げてくれた鰻なのに… 申し訳なさで「刺さった」と言えなかった。

          鰻の骨がささりました