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読み手が欲するメッセージを導き出せ〜『考える技術・書く技術』を読んで〜

ビジネス文書では、読み手の知りたいことを書けと聞いたことありますよね?そのために、相手の立場に立って考えろと。
だけど、それがなかなかできないんだよ!それができる人は他人の心が読める人だけだよ!どうしたら、読み手の関心や疑問を把握できるんだよ!?

そんな読み手のことを理解できなくて困っていたボクに、ある分析手法を使えば、読み手の関心や疑問を理解できると説明してある本を見つけました。
その本の名は、『考える技術・書く技術』。

そして、その分析手法の名は、「OPQ分析」です。これを実践すれば、読み手の求めるメッセージを見つけ出しやすくなります。

「OPQ分析」について
O(Objective):読み手が理想とする状況
P(Problem):問題=理想と現状とのギャップ
Q(Question):読み手の疑問

OPQ分析で「O」「P」「Q」を明らかにしてはじめて、読み手が求める主メッセージ(理想を実現するための方法など)を導けるようになります。さらに、主メッセージの根拠もいくつか添えておくと、より納得感のある文章ができあがるのです。
確かに、これなら明日から実践できそうですね!この本には、練習問題もいくつかありますので、OPQ分析の練習もできます。やるしかないですよね?

アクションプランは、ビジネス文書作成時に、「O」「P」「Q」は何なのかを紙に書き出すこと。この紙に書き出すという作業が重要。なぜなら、紙にも書き出さずにうーんと悩んでいるだけでは、頭の中がごっちゃになって、主メッセージを導き出せないから。

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