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「気づくだけから「気が利く」へ〜『気づかいの壁』を読んで〜

「気配りができるようになれ」と言われて、困ったことはありますか?そう言われたとき、ボクは「どうしたらいいんだよ!」と思いました。なぜなら、状況を読んだり、人の気持ちを推測するのが苦手だったから。
気配りできるようになった方が、良い人間関係を築きやすくなり、毎日をご機嫌よく過ごせる。そう思いますけど、どうしたら「気づかい」できるようになるのか?わからなかった。

この本がそのモヤモヤを払ってくれました。いつどこでどんな「気づかい」をしたらいいか?
結論、「自分がされて嬉しかった」ことを、他人にもすること。「気づかい」が必要な場面になったら、「余計なお世話かな。だったら、何もしない方がいいや。いや、でもな・・・」と躊躇ってしまい、何もせずに終わってしまう。「気がつく」だけで、「気が利く」人にはなれてない。そんなことはありますか?
そういう迷いを断ち切るための判断軸が、「自分がされて嬉しかったかどうか」。
「飲み会で〜さんが話を振ってくれて嬉しかったな」
「要点が箇条書きでまとめられていて、メールが読みやすかったな」
と、これまでの人生の中にある「気づかい」の経験を思い起こし、これから関わる人たちにお返ししていけばいいんです!

アクションプランは、「されて嬉しかったこと」をリストにまとめること。1日の最後にその日の出来事を振り返り、メモしましょう。これを定期的に見返していけば、自分が何をしたらいいのか明らかになるでしょう。


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