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わたしたちの自主隔離 ●隔離生活20日目

わたしにとって、隔離生活は

何も起こらないアドベンチャー

要するに、ドキドキはするけれど、安全だと感じています。

日本のニュースを見聞きして、
もしかしたら日本の皆さんは隔離生活に恐怖と感じているのでは?
と思い、わたしたちの隔離生活のお話をしようと思います。
隔離生活、こわくないよ。ということが伝わったらいいな。
実行するか否かは良く考えてください。

わたしが住んでいるオーストリアは、ヨーロッパのなかでCOVID-19感染者が早い段階で拡大しました。
それでも日本の方がもっと早い時期に感染者が確認されていて、在オーストリア日本大使館からのコロナに関するメール連絡は1月31日に受け取ったのが初めてでした。
2月中旬から3月上旬まではこちらでの生活で差別にあわないよう気をつけて行動していました。
そんななか、3月9日の週に感染者数が爆発的に増え始め、
3月13日(木)、わたしたち夫婦は自主的に隔離生活を始めました。
普段の生活から変わったことは、外出をしないことと
以下、たった4つです。

- 2週間外出しなくても良いように食料品の買い出し
(ウィルスの潜伏期間は2週間とのWHOの情報を元に)
- 朝晩の筋肉運動
- ホームオフィス
- 毎日3食の食事

買い物リストは”2週間” ”隔離” ”大人2人”とかで検索して
ビタミンが摂取できるようにりんご・ナッツ、プロテインが摂取できるように卵・豆、日持ちがするパスタ・米・缶詰など2人で検討しました。

筋肉運動はもともと1日1回していたのですが、2回に増やしました

彼は家で仕事ができる職種で、幸い仕事が滞る心配をしなくてもすんでいますが、これは国に関係なく、企業や職種によって大きく環境が違うと思います。
オーストリアでは失業者が増えています。
出勤しなくてはいけない労働者の労働環境もガラリと変わっています。
それに対して、政府からの給付が決定しています。

毎日3食、限られた食材の中で献立を考えるのは結構大変ですが、
彼は体調が良くなったと感じているらしく、隔離生活が終わった後も家で仕事をする日を増やしたいそうです。
そう言ってもらえると励みになります。

*わたしたちには子供がいないので、家族構成によって隔離生活の難易度は変わってくると思います。
**わたしたちの家には冷凍庫がありませんが、なんとかやりくりできています。
***2週間、外出しないつもりで食材を買い出しましたが、いまは1週間に一度、補充のための買い出しに行っています。我が家は車を所有していないので、自力で運べる範囲ですが事足りています。毎回汗だくですけど。


自主的に隔離生活を始めた翌日(3月14日)、
オーストリア政府が対策を発表し、週明け3月16日(月)から企業にはホームオフィスを要請、散歩は1人か同居人とはOK. 生活必需品を扱うお店以外営業禁止となりまりました。
この措置は4月13日まで実施とのことでしたが、3月30日の政府発表で、4月30日まで延長されました。
また今日、4月1日より生活必需品の買い物の際、マスク必須となりました。

それでも、わたしたちは不満に思っていません。
経済の心配はありますが、目先の健康が いまは大事です。

今回は隔離生活の概要をお話ししましたが、
次回は変更した生活習慣4つの項目などを掘り下げていけたらと思っています。

わたしの創作活動に使わせていただきます。 サポートっていい感覚ですね。サポートされたら純粋に応えたくなる。面白い創作続けます!(ゆっくり目ですが)