みなさん、こんにちは。会社勤めの傍ら、個人事業でもライター業をしているニシムラ ハツネです。
先月、会社でもらったのが「GPT-4を使って記事量産できるかどうか、それで数字が上がるかどうかを1ヶ月トライしてみて」というミッション。
それで毎日GPTとたわむれながら、試行錯誤の毎日を送っています。
これが、結構、疲れる。
そこでちょっとした気分転換を思いつきました。
「GPTさんに怖い話を作ってもらおう!」
ということで、本記事にはGPT-4との戯れの記録です。有益な情報は何一つありません。
GPT関連の有益の情報を見たいライターさん・編集者さんには、個人的にまむしさんのnoteがおすすめです。参考になることばかり!私も近々、GPTさんと編集会議したい。
「今から怖い話をしてほしいです。」
指示したのはこれだけ。人物設定や口調、誰に説明するか、前提条件も一切ナシ。
それで出力されたお話が以下です。
う~ん、怖くないですね。エピソードが希薄で、面白さもあまりないです。
「あまり怖くなかったです。」
初稿出力後に出した指示がこちら。「あまり怖くなかったです。」。
すると仕事熱心なGPTさん、急いで物語を出力しなおしてくれました。
なんだかファンタジック…
と思いましたが、それはこの話の良いところかもしれません。
そこで、この物語をブラッシュアップしてみることにしました。
指示:「恐ろしい呪い」とはどのようなもの?
次に出した指示が以下です。
「その洋館には恐ろしい呪いがかけられていると言われていたからです。」という文の「恐ろしい呪い」とはどのようなものだと言い伝えられているのでしょうか。具体的に知りたいです。
出た!GPTさんお得意の「具体的な内容は以下の通りです:」!
GPTさん、箇条書きでまとめるのが非常にお上手ですよね~。記事によってはとても助かるのですが、これではストーリーとして読めません。
さらにブラッシュアップしていきます。
指示:怖い話としてまとめてください。
なんて端的にまとまったのでしょう。
文体が変わってしまっていますが、そこはいったんは保留とし、ストーリーに手を加えてもらいます。
指示:エピソードを盛り込んでください
次に指示した内容が以下です。
勇敢な若者が洋館の呪いを解こうと決意したエピソードを盛り込んでください。
ちょっと具体性が出てきました。……かね?
しかし、どうも気になるところが。
指示:具体的なエピソードが入っていていいですね!しかし…
次に指示した内容が以下です。
具体的なエピソードが入っていていいですね!しかし、自分の姿を鏡に映したのに呪いを解けなかったという結末は矛盾しています。
ごめんね、GPTさん。でも、どうしても気になったんだ……。
するとまたもや、即座に修正してくださいました。
失礼しました。その部分の矛盾を解消するため、話を修正いたします。
矛盾を解消してスッキリした!ありがとう!GPT!
このままクライマックスを盛り上げていきたい所存!
指示:ベースはこのままにして…
最後に、このような指示を出しました。
いいですね!ベースはこのままにして、呪いに立ち向かう力を感じた後、鏡の呪いを打ち破るまでのエピソードを盛り込んでください。
どうでしょう!?ちょっとどこかにありそうな話にも見えませんか!?(見えなかったらごめんなさい)
びっくりしたのが、呪いを打ち破るまでのエピソードだけでなく、村のその後まで語られているところ。
これ、私の今までの指示から、具体性を持たせるように判断した結果なのかしら。
こうして村は救われた
それにしても、素敵なハッピーエンド。
呪われた洋館は歴史となったが、美しい姿はそのままに、なぜか幸運をもたらす力をも発揮し、村に平和と繁栄をもたらしているのだそうです。
こうして私たちは、怖い話をオーダーしたにもかかわらず、村を一つ救ったのでした。
最初のプロンプトで、時代背景などをしっかり指示しておけば、もっと素晴らしい物語を出せる可能性はあります。
GPT-4すごいよね。3の経験をした人は、一度は4の経験をしたほうがいいと思います。
これがデフォになり、さらに発展していくのね~。
イーロンさんも開発ストップを希望するほどだし、空恐ろしさもありますが、今だからこそ最大限に活用していきたいですね。