【chatGPT】怖い話をオーダーしたら村を一つ救った

みなさん、こんにちは。会社勤めの傍ら、個人事業でもライター業をしているニシムラ ハツネです。

先月、会社でもらったのが「GPT-4を使って記事量産できるかどうか、それで数字が上がるかどうかを1ヶ月トライしてみて」というミッション。

それで毎日GPTとたわむれながら、試行錯誤の毎日を送っています。

これが、結構、疲れる。

そこでちょっとした気分転換を思いつきました。

「GPTさんに怖い話を作ってもらおう!」

ということで、本記事にはGPT-4との戯れの記録です。有益な情報は何一つありません。

GPT関連の有益の情報を見たいライターさん・編集者さんには、個人的にまむしさんのnoteがおすすめです。参考になることばかり!私も近々、GPTさんと編集会議したい。

「今から怖い話をしてほしいです。」

指示したのはこれだけ。人物設定や口調、誰に説明するか、前提条件も一切ナシ。

それで出力されたお話が以下です。

ある晩、雨が降りしきる中、一人の男が車で帰宅途中でした。彼の車は古く、ナビゲーションシステムも壊れていたため、彼は少し迷ってしまいました。

やがて、彼は古ぼけた橋を見つけました。橋の向こう側には怪しげな森が広がっていました。彼は橋を渡り、森の中を進みました。

突然、彼の車の前に現れたのは、白いドレスを着た美しい女性でした。彼女は道に迷っているようで、助けを求めていました。彼は女性を車に乗せ、彼女が指定する家まで送ることにしました。

女性は途中で彼に、この辺りには昔から怪談話が多く伝わっていることを教えてくれました。彼はその話に興味津々で、女性に詳しく聞きました。

その中でも特に有名な話は、「白いドレスの幽霊」というものでした。彼女は、その話の中で、ある夜、白いドレスを着た幽霊が車に乗っていた男性を導き、最後に彼の命を奪ったと語りました。

彼はその話を聞きながら、不安と恐怖に包まれました。そして、彼が女性を送り届けた家に着くと、女性は車から降り、「ありがとう」と言って家に入っていきました。

彼はほっとしたものの、その家がどこか気味の悪い雰囲気を感じました。彼は気になり、家の住人に話しかけることにしました。

すると、家の住人は、彼が送った女性が実は何年も前に事故で亡くなっていた娘で、白いドレスを着た幽霊の話は彼女のことだったと言いました。

彼はその言葉に恐怖し、すぐにその場を立ち去りました。そして彼は、その日から怪談話を聞くことがなくなりました。

う~ん、怖くないですね。エピソードが希薄で、面白さもあまりないです。

「あまり怖くなかったです。」

初稿出力後に出した指示がこちら。「あまり怖くなかったです。」。

すると仕事熱心なGPTさん、急いで物語を出力しなおしてくれました。

失礼しました。もう少し怖い話をお楽しみいただけるよう、別の話をご紹介します。

ある村に、廃墟となった古い洋館がありました。村の人々はその洋館を恐れ、近寄ることを避けていました。というのも、その洋館には恐ろしい呪いがかけられていると言われていたからです。

ある日、その村に若者が訪れました。彼は村の人々に、呪いを解くために洋館に入ることを宣言しました。村人たちは彼を止めようとしましたが、彼は聞く耳を持ちませんでした。

夜になり、若者は洋館に入りました。廊下は暗くて薄気味悪い雰囲気が漂っていました。彼は勇気を持って、洋館の奥へ進んでいきました。

とうとう彼は、呪いの部屋とされる一室に辿り着きました。部屋の中央には、大きな鏡が置かれていました。彼は鏡に近づき、自分の姿を映しました。

その瞬間、鏡の中の彼自身が動き始めました。鏡の中の彼は彼に向かって手を伸ばし、彼を引き込もうとしました。若者は慌てて鏡から目を逸らし、部屋から逃げ出しました。

彼は息も絶え絶えに洋館を出て、村に戻りました。村人たちにその話を聞かせると、彼らは恐ろしい呪いがまだ洋館に残っていることを悟りました。

その後、村人たちは洋館には絶対に近づかないことを誓い合いました。そして、彼らはその洋館が呪われたまま、永遠に闇に包まれることを決めました。

なんだかファンタジック…

と思いましたが、それはこの話の良いところかもしれません。

そこで、この物語をブラッシュアップしてみることにしました。

指示:「恐ろしい呪い」とはどのようなもの?

次に出した指示が以下です。

「その洋館には恐ろしい呪いがかけられていると言われていたからです。」という文の「恐ろしい呪い」とはどのようなものだと言い伝えられているのでしょうか。具体的に知りたいです。

言い伝えによれば、その洋館にかけられている「恐ろしい呪い」は、洋館に足を踏み入れた者の命を奪うとされていました。
呪いの具体的な内容は以下の通りです:
1.洋館の中に入った者は、夜になると、異様な幻覚や幽霊の姿を目撃し、精神的に追い詰められると言われていました。
2.一度洋館に入った者は、何度逃げ出そうとしても、再び洋館に引き戻されるという不可解な現象に悩まされると言われていました。
3.最後に、洋館に入った者は、自らの命を絶ってしまうか、突然姿を消すことになると伝えられていました。
この呪いによって、洋館に足を踏み入れた者は次々と命を落とし、村人たちは恐怖に打ち震えるようになりました。そのため、村人たちは洋館に近づかず、その存在を忌み嫌うようになったのです。

出た!GPTさんお得意の「具体的な内容は以下の通りです:」!

GPTさん、箇条書きでまとめるのが非常にお上手ですよね~。記事によってはとても助かるのですが、これではストーリーとして読めません。

さらにブラッシュアップしていきます。

指示:怖い話としてまとめてください。

ある村には、恐ろしい呪いがかけられた洋館があった。その呪いは、洋館に足を踏み入れた者の命を奪い、幽霊や異様な幻覚に悩ませるとされていた。村人たちは恐れ、誰も洋館に近づくことはなかった。

しかし、ある日、勇敢な若者が村にやって来た。彼は洋館の呪いを解こうと決意し、夜になると一人で洋館へと向かった。洋館の中は暗く、彼は恐怖に耐えながら奥へと進んでいった。

とうとう彼は呪いの源とされる部屋に辿り着いた。そこには大きな鏡があり、彼は自分の姿を映した。すると、鏡の中の彼自身が動き出し、彼を引き込もうとした。彼は必死で逃げ出し、無事に村に戻ることができた。

村人たちは彼の話を聞き、洋館の呪いが未だに続いていることを知った。彼らは再び誓い合い、誰も二度と洋館に近づかないことを決めた。そして洋館は、今も闇に包まれたまま、呪いが解けることのないまま立っているという。

なんて端的にまとまったのでしょう。

文体が変わってしまっていますが、そこはいったんは保留とし、ストーリーに手を加えてもらいます。

指示:エピソードを盛り込んでください

次に指示した内容が以下です。

勇敢な若者が洋館の呪いを解こうと決意したエピソードを盛り込んでください。

かつて、ある村に恐ろしい呪いがかけられた洋館がありました。その呪いは、洋館に足を踏み入れた者の命を奪い、幽霊や異様な幻覚に悩ませるとされていました。村人たちは恐れ、誰も洋館に近づくことはありませんでした。

しかし、ある日、勇敢な若者が村にやって来ました。彼は村人たちから洋館の呪いについて聞き、その恐ろしい歴史に挑戦することを決意しました。彼は村の者たちに、自分が呪いを解くために洋館に行くことを宣言しました。
彼は村の叡智を集め、古い文献や伝説を調べ、呪いの解放方法を探し求めました。彼が見つけたのは、呪いの源である鏡に自分の姿を映すことで、呪いに立ち向かう力が得られるという言い伝えでした。

夜になり、彼は一人で洋館へと向かいました。洋館の中は暗く、彼は恐怖に耐えながら奥へと進んでいった。とうとう彼は呪いの源とされる部屋に辿り着きました。そこには大きな鏡がありました。

彼は勇気を振り絞り、自分の姿を鏡に映しました。すると、鏡の中の彼自身が動き出し、彼を引き込もうとしました。彼は必死で逃げ出し、無事に村に戻ることができました。

村人たちは彼の話を聞き、洋館の呪いが未だに続いていることを知りました。彼らは再び誓い合い、誰も二度と洋館に近づかないことを決めました。そして洋館は、今も闇に包まれたまま、呪いが解けることのないまま立っているという。

ちょっと具体性が出てきました。……かね?

しかし、どうも気になるところが。

指示:具体的なエピソードが入っていていいですね!しかし…

次に指示した内容が以下です。

具体的なエピソードが入っていていいですね!しかし、自分の姿を鏡に映したのに呪いを解けなかったという結末は矛盾しています。

ごめんね、GPTさん。でも、どうしても気になったんだ……。

するとまたもや、即座に修正してくださいました。

失礼しました。その部分の矛盾を解消するため、話を修正いたします。

かつて、ある村に恐ろしい呪いがかけられた洋館がありました。その呪いは、洋館に足を踏み入れた者の命を奪い、幽霊や異様な幻覚に悩ませるとされていました。村人たちは恐れ、誰も洋館に近づくことはありませんでした。

しかし、ある日、勇敢な若者が村にやって来ました。彼は村人たちから洋館の呪いについて聞き、その恐ろしい歴史に挑戦することを決意しました。彼は村の者たちに、自分が呪いを解くために洋館に行くことを宣言しました。
彼は村の叡智を集め、古い文献や伝説を調べ、呪いの解放方法を探し求めました。彼が見つけたのは、呪いの源である鏡に自分の姿を映すことで、呪いに立ち向かう力が得られるという言い伝えでした。

夜になり、彼は一人で洋館へと向かいました。洋館の中は暗く、彼は恐怖に耐えながら奥へと進んでいった。とうとう彼は呪いの源とされる部屋に辿り着きました。そこには大きな鏡がありました。

彼は勇気を振り絞り、自分の姿を鏡に映しました。すると、鏡の中の彼自身が動き出し、彼を引き込もうとしました。しかし、彼は言い伝え通り、呪いに立ち向かう力を感じ、鏡の呪いを打ち破ることができました。

彼は無事に村に戻り、洋館の呪いが解けたことを村人たちに伝えました。村人たちは喜び、彼らは再び誓い合い、洋館を村の守り神として大切にすることを決めました。そして、洋館は呪いが解けた後も、村に平和と繁栄をもたらす存在として伝えられているという。

矛盾を解消してスッキリした!ありがとう!GPT!

このままクライマックスを盛り上げていきたい所存!

指示:ベースはこのままにして…

最後に、このような指示を出しました。

いいですね!ベースはこのままにして、呪いに立ち向かう力を感じた後、鏡の呪いを打ち破るまでのエピソードを盛り込んでください。

かつて、ある村に恐ろしい呪いがかけられた洋館がありました。その呪いは、洋館に足を踏み入れた者の命を奪い、幽霊や異様な幻覚に悩ませるとされていました。村人たちは恐れ、誰も洋館に近づくことはありませんでした。

しかし、ある日、勇敢な若者が村にやって来ました。彼は村人たちから洋館の呪いについて聞き、その恐ろしい歴史に挑戦することを決意しました。彼は村の者たちに、自分が呪いを解くために洋館に行くことを宣言しました。

彼は村の叡智を集め、古い文献や伝説を調べ、呪いの解放方法を探し求めました。彼が見つけたのは、呪いの源である鏡に自分の姿を映すことで、呪いに立ち向かう力が得られるという言い伝えでした。

夜になり、彼は一人で洋館へと向かいました。洋館の中は暗く、彼は恐怖に耐えながら奥へと進んでいった。とうとう彼は呪いの源とされる部屋に辿り着きました。そこには大きな鏡がありました。

彼は勇気を振り絞り、自分の姿を鏡に映しました。すると、鏡の中の彼自身が動き出し、彼を引き込もうとしました。しかし、彼は言い伝え通り、呪いに立ち向かう力を感じました。彼は目を閉じ、心の中で呪いを打ち破る言葉を唱え続けました。

やがて、鏡の中の彼の姿が消え、彼が感じていた不安や恐怖も次第に消え去りました。彼は呪いを打ち破ったことを確信し、鏡の前から立ち去りました。

彼は無事に村に戻り、洋館の呪いが解けたことを村人たちに伝えました。村人たちは喜び、彼らは再び誓い合い、洋館を村の守り神として大切にすることを決めました。そして、洋館は呪いが解けた後も、村に平和と繁栄をもたらす存在として伝えられているという。

村は次第に栄え始め、洋館もその歴史の中心となりました。洋館を訪れる人々は、勇敢な若者が呪いを打ち破ったことを称え、その勇気と知恵を讃える祭りが毎年行われるようになりました。

洋館は呪いから解放された後も、その美しい建築と幸運をもたらす力で、遠方からも訪れる観光客が絶えない場所となりました。そして、村人たちは決して洋館の恐ろしい過去を忘れず、勇敢な若者が継承した勇気と知恵を子どもたちに伝え続けました。

この物語は今も村の人々に語り継がれ、洋館がかつては呪いによって恐怖に包まれていたことを思い起こさせます。しかし、勇敢な若者のおかげで、その恐ろしい呪いは永遠に消え去り、村には平和と繁栄がもたらされました。そして、この物語は、勇気と知恵が試練に立ち向かい、困難を乗り越える力になることを語り続けています。

どうでしょう!?ちょっとどこかにありそうな話にも見えませんか!?(見えなかったらごめんなさい)

びっくりしたのが、呪いを打ち破るまでのエピソードだけでなく、村のその後まで語られているところ。

これ、私の今までの指示から、具体性を持たせるように判断した結果なのかしら。

こうして村は救われた

それにしても、素敵なハッピーエンド。

呪われた洋館は歴史となったが、美しい姿はそのままに、なぜか幸運をもたらす力をも発揮し、村に平和と繁栄をもたらしているのだそうです。

こうして私たちは、怖い話をオーダーしたにもかかわらず、村を一つ救ったのでした。

最初のプロンプトで、時代背景などをしっかり指示しておけば、もっと素晴らしい物語を出せる可能性はあります。

GPT-4すごいよね。3の経験をした人は、一度は4の経験をしたほうがいいと思います。

これがデフォになり、さらに発展していくのね~。

イーロンさんも開発ストップを希望するほどだし、空恐ろしさもありますが、今だからこそ最大限に活用していきたいですね。

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