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ストリートダンス - 突き詰めたその先には?

「ダンスを上手くなっても就職に役に立たないことない?」

「ダンスなんてたかが遊びじゃん」

こんな声は昔から何回聞いたかわかりませんね

その通り!ダンスは遊びだし、仕事のストレスなどから解放されるためにあるものです

しかし

「そんなことないよ!面接でのアピールポイントになってます!」
「一生懸命にやる事が意味があるんだ!」

と言う人もいますよね?

このあたりを具体的に短めに書いていきたいと思います

例えばヘッドスピン

いきなりあんな風に回れません。まず最初に何をするかといえば

3点倒立です

この時点でまず人間が経験する事が普通は無い動きとポーズです。それを繰り返し試行錯誤しながら安定させます。ここで実験・試行・再考が生まれます。そして安定すると今度は

3点の状態から手だけを45度ほど先に着いて引っ張るように体をついて来させます

ここでも当然実験・試行・再考です。安定して体が追いついてくるようになれば次はそれを連続します。そしてそれを徐々にスピードアップしていきます。最後はそのスピードを上げて軸を安定させて手を離します

そしてそれをさらに繰り返して練習していくと

最初から1キックで手を離して安定して回れるようになります

さらに足を下ろしていってeggや反ってレーダーと、こうやって色々できる事が深化していきます。もうこれだけで結果出ましたね

ダンスとかサッカーとかヤンキーとかに関係なく一つのことに没入する事によって脳も進化し神経が作られます。

考察→実験→検証→再考→実験→検証

これを繰り返す事が出来る脳になれますね

元バリバリのヤンキーが社会に出て大社長になってるケースは非常に多いんです。僕の同級生もバイク屋の社長をやっていて、その社長がいないとオークションが始まらないというくらいの大社長がいますがすごいヤンキーでした。成績はめちゃくちゃ悪かったですが頭が良かったと覚えています。喧嘩が強かったし、やはり強くなるためには考えて自分と向き合い試行錯誤したと言ってました


別にダンスコンテストの実績なんてアピールせずとも人事には伝わりますよ

要は

ダンスを上手くなるために思考を深くした事による

成功体験

脳の進化の獲得


これですよね

スポーツで時間を縮める・速さを極める・強さを追求する

これは目で見えます。数字という形で目視が可能ですね

しかしダンスは音楽とスポーツのあいのこだし、人の目で決められるのでより難しいと言えます。正解がないので白い紙だけを渡されて「雲を描いてみなさい」と言われたら?

と言うアートフォームなのです

自由は時として不自由で窮屈なものなのですよね

自分では素晴らしい作品だと思っても入賞もしないことってあるでしょう?ある意味スポーツより基準がないので評価をしにくいので判断が難しいのです

こういう状況を深く捉え、真剣に向き合う事で

多様性

異種を容認する力

変化に即応する能力


がついてきます

しかし振付だけを与えられて踊っているだけではこれはつきません

テーマを設定→挑戦→乗り越える→さらに難しいテーマを設定→挑戦→壁にぶつかる→トライ&エラーを反復→乗り越える→さらに難しいテーマを設定→挑戦

これだけで素晴らしい結果が待っています

逆に言うとこれを経ずにセンスだけで上手くなってしまうと
この業界だけでしかやっていけません。昔の名前で出ています状態ですね。


いかがでしたか?

ダンスも打ち込む価値はあります

ダンスという自分が大好きな事で打ち込むことは無意味ではないのです

逆に「就職に役に立ちそうだから」という理由だけで面白くない知識を詰め込むのは健康的ではないと言えるでしょう。自分の好きなことに一度でも没頭する事が出来たという経験はいざ[ 打ち込むべき時 ]が来た時に

「あ!あの時にあれくらいやったんだから、あの感じで今やればいいんだな」

と思えます

元ダンサーでシーンのど真ん中にいながらいつの間にかシーンで見なくなったと思ったらベンチャー起業を立ち上げて成功している人間もいます。映像関連で成功している人間も多く、やはり編集のセンスはリズム感があるからこそ、そして動きと音楽との同期という意味ではダンサーがやるべきことなのでしょうね?

実際、他人に見せたら「お〜すげえな」と言われる事を1つでも持っていると非常にコミュニケーションも取りやすく覚えてもらいやすくなるので自分の助けになると思います。私の場合ですがよくチラシを配りに行く時に子供達に手渡しをします。その時に先に立ち止まってロボットしながらチラシを渡すのです。すると子供10人くらいに囲まれる事にはなりますが、宣伝効果は抜群です。もっと言うと、以前不動産の新築現場での営業をやっていた頃は子供連れのお客さんが来た時は親が見てない隙を狙って子供にだけロボットを見せるのです。じゃあどうなるか?

「ロボット兄ちゃんのとこに行きたい〜」

となります。こうなればこっちのもので成約率は7割を超えるのです。最後の背中を子供が押してくれる。素晴らしいですよ?ロボット。笑

と私は実体験を伴ってダンスの素晴らしさも知っています。確かに普段からダンスでマネタイズを勧めている私的には何かの形で自分の人生に活かして欲しいのです。ただ謙遜するだけももったいないです。見せつけましょう!

たかだか遊びのままそれを活かす

遊びゴコロを忘れずにいきたいですね

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