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【最終回・帰国寸前の免税でイタリアの洗礼を浴びる】イタリア一人旅🇮🇹 2023/10/30 スクラップ日記

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去年の旅行記にも関わらず、だらだら投稿してきたイタリア旅はこれで最終回。

フォローやコメントをしてくれた方々、
今までで一度でも読んでいただいた皆さんありがとうございました!




5時起きで帰国準備

帰国のフライトは午前便なので早起きをして支度。
宿泊先のホテルは5時から朝食を食べることができる。

数年前に利用した時と寸分狂わぬメニュー。
そのブレなさは逆にリスペクト。

しょっぱい系メニューが豊富なのはうれしい。

荷物をまとめて、7時頃には他の宿泊者と共にマルペンサ空港へ向かった。


マルペンサ空港の免税は2階カウンターで済ませるべし!

前日に、ミラノでショルダーバッグを購入したので初めての免税手続き。

ネットで調べると、手荷物の機内持ち込み預け入れ荷物の場合で少々手順が違うらしい。

キャリーバッグに余裕がないので、私は機内に持ち込むことにした。

免税手続きの書類が入った封筒にも、ネットで調べたいくつかの情報でも、機内持ち込みの場合は手荷物検査後の免税カウンターで手続きすると書いてあった。

の・だ・が!

例外なく預け入れだろうが、手荷物だろうが答えは一択。

免税を済ませてから手荷物検査場へ向かえ!

じゃないと私のように、イタリアに20%以上の税金を納めて帰国することになる。

おそらく現在のミラノマルペンサ空港では、全ての免税手続きを2Fの免税カウンターのみで行っていると思われる。

※ エディハド航空を利用。
乗り継ぎのがEU圏の場合は話が変わるので調べてください。


イタリアに「絶対」はない

検査場の先にも免税カウンターはある。
しかし、それが機能しているかどうかは別問題だ。

何かしらのゲートがある度に「この先に免税カウンターあるよね?」と空港職員に聞きながら進んだが、聞く人聞く人答えが違う。

そう、ここはイタリアなのだ。

あることはあるよ!

最初のカウンターへ到着したが嫌な予感は的中。

やってない。
人の気配も一切ない。

落ち着け自分。YouTubeで見つけた動画では出入国審査後にも最後のチャンスがある!と言っていた!

のだが…

ご丁寧に「ここで免税はしません」と貼り紙付き。

「通用口から出発ロビーに戻って免税カウンターに行けるよ?」と言われたので、係の人がいる通路から出してもらった。

が!これも安易にやってはいけない。


よく理解せずに出口を通った私はこの後、


再度イタリアへ入国(もちろん並ぶ)

免税カウンターへ向かう(長蛇の列を横目で確認。スルーして免税を諦める)

手荷物検査を受ける(もちろん並ぶ)

出入国審査のゲートまで歩く(結構な距離ある)

出入国審査(1回目の10倍は並んだ)


というルートを辿ることになった。

幸い、最初の行動が早めだったため、なんとか時間内に搭乗口まで戻ることができたが、二度目の出入国審査の列に並んでいる時は冷や汗ものだった。

朝はセルフチェックだった審査ゲートが、
EU国以外の乗客は全員対面の審査に変更されていて長蛇の列。

そわそわしている私に、周りに並んでいる人達が「時間大丈夫?」と声をかけてくれて、搭乗券を見せると「私も同じくらいの時間だから安心して!」となだめてくれた。

「いろんな人に聞いてあっちこっち行ったんだけど、結局免税を諦めたんだ」と話すと、「ワーオ、災難だったね」と同情してくれた。

無事到着。

最後の最後でヒヤヒヤしたが、無事飛行機に乗ることができた。

機内で少しモヤっとしたこともあったのだが、それはまた別の機会に書いてみようかな。

ばいばいイタリア。


帰国してから思うこと

パンデミック後初のイタリア旅は、それなりに有意義だったと思う。

反省点は、所謂自粛期間中にイタリア語の勉強をサボっていたことだ。

あの、空白期間にどれだけ勉強するかでその後が変わるとわかっていたのに、全く頑張れなかった。(なぜか韓国語の勉強は始める矛盾)

北イタリアの人達は噂で聞くより親切だったし、コミュニケーションをとるタイミングもたくさんあったのに、私の力不足で単調な会話しかできなかった。

顔を覚えてくれたバールの人達ともっと仲良くなりたかったし、気の利いたお世辞のひとつでも言うことができれば、また違った旅の展開があったかもしれない。

イタリア行きはまた数年先になるので、次こそはレベルアップした自分で戻って来たい。

また会おうイタリア!

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