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「おさるのジョージ」と「パディントン」の考察

おさるのジョージもくまのパディントンもどちらも知能が高い動物のキャラクターだが、毎回部屋の中を散らかしたり汚したりとんでもないことをやらかす。しかし、私はパディントンの行動だけが恥ずかしくて静かに見守ってあげられない。その理由を今回考えてみた。

おさるのジョージは基本的に正解が決まっていないので、ジョージが何かとんでもないことをしても、人間達がその行動に至った経緯や気持ちをちゃんと受け止めてくれるので、全て成功したような気分になる。さらに会話ができないおさるだしな…と肝要な気持ちで見れるのもポイントだろう。

一方、パディントンは正解が決まっているので、本人含め周りの人間がパディントンの行動を失敗と扱う。さらに知性を感じさせる声や口調に対して無知で無鉄砲な性格、周りの人間が腫れ物のように気遣っている描写が多い。試行錯誤しながら最終的には成功するが、以上の描写が私の共感性羞恥を刺激してくるのではないかと考えた。

私はジョージを子ども、パディントンを大人として見ているらしい。子どもの失敗は見ていられるけど、大人の度重なる失敗はできれば見たくない。

余談にはなるが、パディントンの放送は終わってしまったがAmazon Primeで見れるので安心してほしい。おさるのジョージは引き続き、土曜の朝からやっている。私はおさるのジョージに出てくる懐の深い黄色い帽子のおじさんを見て、土曜のワンオペを開始している。皆さんも参考にしてほしい。


ということをこの三連休ずっと考えていました。毎週見てパディントンが終わって悲しいです。

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