子どもの頃に危うくレアカードを奪われそうになっていたことに20年ぐらい経って気付いた話

前置き

なんか話題になってるニュースで、子供が水族館のコインを40万円で買わされたとか、複数人の同級生?相手にトータル93万円払っていたというのがある。
タンス預金から勝手に持ち出して増やすつもりで買ったとか、まぁ事件自体もよく分からんし記事も流し読みなのでここまでの内容がちょいちょい間違ってる可能性もあるんだが、そんな感じの驚きの事件があったらしい。
んで、その事件については私の手には負えないので言及しないが、そういえば私が小学生とかのときにもトレーディングカード関連は取った取られたみたいなことが色々あったなぁと思い返していた。
思い返していたら、あれ、あの時ワイのレアカード奪われかけてない?ということに今更気付いたので今回はそんな話をする。

その時の状況

私が地元でちょいちょい遊んでいた年近の兄弟二人組がいて、その場には私・兄・弟の計3人がいた。
私はその日に彼らとカードの交換などをして普通に遊んでいたのだが、その兄が私に次のような感じのことを言ったのだ。「お前のこの雑魚カードとレアカードあるじゃんね?で、これを相手に見えないように裏向きで二枚並べるんよ。そんで俺の弟はバカだから絶対右しか選ばない。」
ふむ。んで私には何のメリットもないのだが、その兄が絶対に大丈夫だからって何回も言ってくるので、渋々、右側に雑魚カード左側にレアカードを置いて弟が右側の雑魚カードの方を取るというのをやったのである。
結果、弟君は右側の雑魚カードの方を選んだ。なので「本当だーあははー」で終わった。
雑魚カードは要らなかったのでそのままあげた。

今思い返してみると

その時は特に深くは考えなかったのだが、よく考えてみると、向かい合ってやってるので相手から見たら左右逆なのである。
つまり、弟君は右側を選ばずに左側にあるレアカードを取りにきていた。
兄弟ぐるみでワイのレアカードを取りにきていた。
もし取られていたら絶対返してくれなかっただろう。
友情ブレイカーである。
私は単純に言われた通りに右側に雑魚カードを置いて雑魚の方が取られるだろうと思っていただけだったのだが、全ての動きを読み切って「本当だーあははー」で笑いながら事を終わらせる超クレバーな奴みたいになっていたのであった。

いやー。あぶなかったねー。

なんというか、総じて子どもって大人が思っているより全然ひどいよなぁと当時のことを振り返ったのである。

おわり。

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