子供のいない人生を考える
しばらく治療をお休みしている間、主人と10年振りにスキーに行ったり、長崎のハウステンボスや金沢に旅行に行ったり、今まで出来なかったことを楽しみました。
主人と子供のいない人生について話あったりもしました。
そして、もしこの先子供に恵まれなくても、2人で健康に長生きして人生を楽しもうねと。
幸い私の両親も主人の両親も子供についてはプレッシャーをかけてくることもなく、2人の人生だからといつも見守っていてくれていました。
私も主人となら、この先楽しく歳を重ねていく自信もあったし、そんな生活も悪くないな、とさえ思ったりもしました。
でもこんな話をしていても、いつも心のどこかで、女に産まれたからには子育てを経験したい、そしてなにより主人との赤ちゃんが欲しいと、その気持ちは理屈ではなくどうしても消えることはありませんでした。
そして2017年3月、もう一度採卵してみようという気持ちになり、採卵。
充電はしっかりできていたし、なにより採卵に対する心構えが何か今までとは違っていました。
採卵方法はフェマーラ+クロミッド。
卵子4個とれ、そのうち2個が受精し分割胚になりました。
そして今までは全て胚盤胞まで育てての移植だったので、今回は分割胚で移植しようという流れになり、分割胚で凍結保存。
自分の身体と相談しながら、焦らず時期をみて移植することにしました。
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