社会人編⑤(社会人編-ブラック企業編)

どうも、damehumanです。
本日も振り返っていきたいと思います。
最近、忙しくて中々更新できていませんでした。

当時、私は人生で初めて出来た彼女と別れたんですが、
その時期、会社員生活自体がかなり行き詰まっていました。
かなりのどん詰まりでした。暗黒時代もいいところです。

とにかく仕事が出来なかった。もちろん能力が低かったのもあるんですが、私はかなりのHSP気質で、怖い人とか怒られることが苦手で、誰かに依頼すべき仕事も「この人は怖そうだから依頼したくない」みたいなことを思って、後回しにしたりして、結局納期が間に合わなかったりしていました。上司や先輩から怒られて理由を求められた際は、忘れてたとかそんな言い訳を毎回していました。けれどこれは懺悔ですが、私は自分のミスには、ほぼ100%自覚的でした。気持ちだけはこのままじゃ納期間に合わない、やばいって思ってるんですが体が動かない。上司にもうやったかと聞かれると、怒られるのが怖くてやりましたと言うから、次の日から辻褄が合わなくなる。そして納期直前になって、ことが発覚して大騒ぎになる、みたいなことを繰り返していました。今書いていても暗い気持ちになりますね。。

そんな感じなので、上司からも目をつけられていて、有り体に言うとめちゃくちゃ嫌われていました。私のやることなすこと全て疑われて、ただでさえ仕事が進まないのに、尚更仕事が進まず、疑われたりいちいち怒られたりするのが嫌で、ますます仕事ができなくなるという、わかりやすい悪循環にはまっていました。地獄でしたね。当時全く先が見えなくて、暗闇にいる感覚でした。私は大人数で誰かと働くことが苦手なんだと思います。大企業だといろんな人が働いているし、苦手とする人物とどうしても一緒に仕事をしないといけない。

それにそもそも論なんですが、
毎日決まった時間に起きて、決まった場所に行きたくないし、
報告も連絡も相談もしたくない。皆んなからしたら当たり前の働き方が私にとっては地獄でした。辛すぎる。いろんなことを満遍なく出来ない私には息苦しくて仕方なかった。そしてこれも今更なんですが、私は大学で半導体の研究をしていて、会社でも半導体の設計業務をしていましたが、半導体なんて全く好きじゃなかったんですよね。興味もなかった。大学でもなんとなく成績的に半導体を専攻することになって、会社も研究が近いところを選んだだけで、好きなことベース、やりたいことベース、得意なことベースでもなかった。人生の岐路で真剣に考えず、流されるままに流されていたツケがまわってきたんでしょうね。気付いた時にはもう手遅れですが。意識高い系って大学生の時に揶揄される存在だと思うんですが、私は意識低い系でした。とてつもなく意識が低かった。人生考えるべき時に考えないと、未来の自分が後悔することになると言うことをここで思い知りました。

そして更に私に決定的に転機となる出来事が訪れます。
設計担当の大きな仕事として開発会議(デザインレビューと正式には言います。)というものがあります。簡単に説明すると、自分が開発したい製品の説明を、関係部署の代表者を集めて説明しないといけないという会議です。そのためにデータを集めたりして資料を作らないといけません。私はまだ入社して工場から帰ってきたばかりで、担当製品がなかったのですが、経験として先輩がやっていた製品を急遽引き継ぐことになって、開発会議をすることになりました。会議まで日もそんなになく、急いでデータを集める必要がありました。初めてのことで、訳も分からず、いろんな人に聞きながら進めていたのですが、当時の先輩のタスクに抜け漏れがあって、そのせいで、急いで関係部署に仕事をお願いする必要がありました。急遽無理な依頼をしたため関係部署からも怒られて、先輩からも上司からもどうするんだと詰められて、もともと仕事を担当していた先輩に助けてもらおうと話に行っても、自分には関係ないからと冷たくあしらわれて、隣の席のおばちゃんからも意味のわかんないことで、ヒステリックに怒鳴られて、そんなことが1日に同時多発的に起こったものですから、辛くなって、苦しくなって、用もないのにトイレに逃げ込みました。そして便座に座った瞬間、悲しくもないのに涙が流れていることに気づきました。その時に「これはやばいな」と冷静に思ったことを今でも覚えています。このままだと人生に先がないし、本当になんとかしないとやばいわと強く強く思いました。人生が詰まされている感覚でした。転職することも当然考えましたが、本質的に自分が会社員に向いていないから今こうなっているということもわかっていました。だから転職をしても根本的な問題な解決にはならないだろうと思って、転職以外で何か自分が生き残る方法はないかをトイレの中でめちゃくちゃぐるぐる考えました。

めっちゃ考えた結果、最終的に起業するしかないなという結論に至りました。そして次回から副業編になります。

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