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ナカメのプロジェクトマネージャー

こんにちは、日産自動車の岡です。今回はNissanConnectサービスのモバイルアプリケーション開発におけるプロジェクトマネージメントチームについてご紹介したいと思います。日産ナカメブログが産声を上げて1年以上経ちますがプロジェクトマネージャーの紹介は初めてになりますね。

プロジェクトマネージャーってどんなことをやっているの?

さて、我々ナカメチームの開発する製品・サービスの屋台骨となりますNissanConnectアプリですが、日本だけに提供しているものではありません。実は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東を始め、今後はオセアニアも含む世界各国のたくさんのお客様に使って頂いているアプリなんです。ただそれぞれの地域のお客様に満足いただくサービスを提供するために文化・趣向・決済サービスに合わせた開発が必要になることもあります。そんな時は、現地のビジネスチームやマーケティングチームと「どのような製品が必要なのか?」「どんな機能が求められているのか?」など何度も打ち合わせを重ねて製品仕様を固めていきます。その後は、プロダクトオーナーチーム、UI/UXデザインチーム、モバイルアプリケーション開発チーム、バックエンド開発チームがそれぞれ絡み合い協力しながら各地域向けのNissanConnectアプリを開発していきます。その中で、プロジェクトマネージャーは各チームを「繋ぐ(Connect)」ことに主眼を置き、開発自体がスムーズに進むように、ギクシャクしないようにまさに潤滑油のような役割を担っています。つまりNissanConnectアプリを開発するうえで最も多くの人と繋がっているメンバーであると言えます。

世界各地のNissanConnectアプリケーション

プロジェクトマネージャーってどんな人がいるの?

では次に、ナカメにいるプロジェクトマネージメントチームに関してどんなメンバーがいるのか簡単にご紹介しましょう。本当にいろいろなバックグラウンドを持ったメンバーが揃っています。例えば、自動車業界で最先端の技術開発に奮闘していた人、日産自動車の生産技術にプライドを持って取り組んでいた人、コンシューマ製品の市場で製品・サービス開発を先頭に立って行っていた人、時にはR&Dとして時には販売側として色々な顔を持ちながら会社に貢献してきた人、実際の自動車開発とは違う分野で活躍してきた人、などなどです。私自身も、自動車業界とは別の業界で、R&Dやマーケティングなど様々な経験を積んできました。プロジェクトマネージャーにとって、このような様々な経験、違った目線を持っていることは非常に強い武器になると思っていますし、必要な要素だと思います。その観点で、ナカメのプロジェクトマネージメントチームは非常に面白い存在で、チームメンバーそれぞれが特徴・個性を持ち、それを最大限に活かしながら各プロジェクトを個々リーディングしており、それぞれが足りていないところはチーム全体で補い合うといったかたちで本当に数多くのプロジェクトを運営しています。つまり、「個の力」と「チームワーク」を最大限に活かし「結合する(Connect)」ことがナカメのプロジェクトマネージメントチームのコアコンピテンシーであると言えます。

プロジェクトマネージャーとプロダクトオーナーの違いは?

我々のチームのメインとなる製品であるモバイルアプリケーションの開発を例に、ナカメにおけるプロジェクトマネージャーとプロダクトオーナーの違いを纏めてみました。簡単に纏めますとプロジェクトマネージャーはプロジェクトの成功に、プロダクトオーナーは市場ニーズを満たす製品開発に全身全霊を注ぎ込んでいるということになります。この2つのチームはかなり密接に関わりあっており本当に日々コミュニケーションを図っていますし、それぞれのチームのパフォーマンスが最大限に発揮されるように協力し合いながらプロジェクト運営を行っています。

プロジェクトマネージャーとプロダクトオーナーの違い

ここで、上の表に記載していないナカメのプロジェクトマネージャーの役割をもう1つご紹介しましょう。日産自動車はもちろん自動車やそれに関わるサービスを作る会社ですので我々ナカメチーム以外でも多数の開発が行われています。その中にはまだ全く形になっていないアイデアだけのプロジェクトなどもたくさんあります。そのようなときにはナカメのプロジェクトマネージャーは色々なところに呼ばれ、顔を出し、個々が持っている様々な知見をもとに関わりあうステークホルダーとともにプロジェクトの形づくりを行ったりしています。このような案件は多岐に渡るため、世の中の新しい技術やサービスに一早く触れることができること、それらのプロジェクトを通して世の中の流れをつぶさに知ることができること、などプロジェクトマネージャーだからこそ得られる経験などもたくさんあります。その観点からナカメのプロジェクトマネージャーは本当にナカメの中で一番守備範囲が広いチームだなと思います。

プロジェクトマネージャーが繋がっている人ってどんな人?

今までお話ししましたように、ナカメのプロジェクトマネージャーは様々なプロジェクトを通して世界中のメンバーと繋がっています。そのため、写真のように我々のメンバーが現地に出張したり、各国の関係者が日本に来たりと色々と交流の機会もたくさんあります。実際ここ数年は、コロナ禍の影響もありなかなか頻繁な行き来は難しかったのですが、ここ半年で大分その辺りの機会も増えてきました。やはり直にF2Fでコミュニケーションすることは本当に重要だな、お互いが思っていることが一番伝わるなとしみじみ感じます。

日産テクニカルセンター・ヨーロッパ社
北米日産のメンバー@中目黒

最後に

プロジェクトマネージャーとは「人と人の繋がり」を最大限活かしながらお仕事を進めて行く職種だと思います。それとプロジェクトマネージャーをやっていると1つの製品を作るのに本当にたくさんの人が関わっていること、その製品に様々な方のアイデアや努力が詰まっていることを非常に強く感じることができます。(これってとっても得なことだと思いません?)それと、時に自分が持っている専門性も活かしながら主役としてマネージメントし、時に各エンジニアのパフォーマンスを最大限に発揮して貰うために裏方になるなど、変幻自在に役割を変えることができるまさにカメレオンのような存在だと思います。つまり、それぞれ色々な色を持ち合わせたたくさんのカメレオンがいるチーム = ナカメのプロジェクトマネージメントチームなのです。このナカメのプロジェクトマネージメントチームは、これからも様々な人・モノと「繋がる(Connect)」ことでNissanConnectを通してエンジニアの想いと情熱をお客様に届けて行きたいと思っていますし、それに向かって全力疾走で走っていきたいと思います。これからも我々ナカメチームの新たな製品・サービスやチャレンジに期待して下さいね。もっと面白いもの・便利なものをどんどんお届けして行きます!!
それと最後になりますが、もしこの記事を読んでナカメのプロジェクトマネージメントチームの一員になりたいなと思って頂けた方は是非こちら👇からご連絡頂ければと思います。よろしくお願いします!!