統計学をかじってみた

みなさんこんにちは。今日はいつも書いているような、うつに関する話題ではなくて、ただ単なる自分のメモだとか日記的な意味合いを込めてつらつらと書いていこうかなと思います。

昨年、エンジニアとして再スタートしたわけですが、お仕事としてデータを取り扱うような仕事をしたいという夢がありまして、お休みの日はもっぱらそちらのお勉強をしたりしております。
「いついつまでにこれをこうする!」みたいな目標を立てて参考書を買って、読み進めていくうちに壁にぶつかったわけです。

「やべぇ、統計学のこと、全然知らねえ」

もともと大学で少しかじってはいたのですが、専攻分野でしか使わない、掻い摘んだ知識しか学んでなかったことに今更気づいて勉強を始めてみました。
今日は、僕が読んでみた入門書をいくつか紹介してみたいと思います。
順番的に言えば、「〇〇学が最強の学問である」「完全独習 統計学入門」(ダイヤモンド社)「統計学入門」(東京大学出版)の順番でレビューというわけではないのですが、所感を連ねていきたいと思います。

〇〇学が最強の学問である

僕が社会から離れている間に購入したこの書籍。名前を伏せているには理由があります。まるで役に立たないと感じたためです。たしかに読みやすいというのはあります。しかし、数式的なものはほぼ書かれておらず、どちらかと言えば居酒屋での話の種にしかならないと感じました。ある程度知識がついた今、もう一度読み返すとアハ体験を得ることが出来るかもしれないですが…。そんなことに時間を割きたくないという気持ちもあります。電子版が安かったので買いましたが、フルプライスで買わなくてよかったと思える一冊です。

完全独習 統計学入門

ネットで散々調べた挙句、購入したのがこちらの本です。先ほどの書籍とは打って変わってこちらは実用も可能なレベルではないかと思います。
「仕事で使わなくちゃいけないけど数学とかダメ!」
みたいな人でも、数学的な専門式(Σとか∮とか)をほぼ使わないのでとっつきやすいかと思います。中学レベルの数学知識さえあれば大丈夫とこの本の中でも謳われています。実際に読んでみて確かに記号を使った方程式さえ解ければ問題はなかったかと思います。

ただし、気をつけなければならないのが深追いをしないこと。とっつきやすさなどを重視しているため、例え話などを用いながらざっくりと説明している箇所が随所にあります。そこについて深く考え込み出すと時間を取られてしまうのがネックでした。ですので、「そうなんだ〜」くらいで流してもらって詳しいことはより詳細に書いてある専門書を読んだ方が良いかと思います。(というか著者も詳しいことは専門書読めと述べてますし)

個人的には標準偏差についてなかなかイメージがわかなかったのですが、この書籍のおかげで完全にイメージをつけることが出来たのが大きな収穫です。これがこの書籍の大きな目標の1つであって、僕はまんまと目標をクリアさせられたわけです。
冒頭で実用も可能なのではと述べたのはこの標準偏差の考え方さえわかれば応用は効くのではと考えているからです。実際、この書籍では標準偏差を軸とした考え方で統計学的分析手法にまで手を出しているからです。

一家に一冊、是非どうぞ

統計学入門

その界隈の人たちの間では超絶有名ですよね。東京大学出版から出されている、俗にいう「赤本」とやらです。結論から言うと、この本を入り口にするとまずいかなと思います。やはり専門的な用語や数式が飛び交ったりするのでとっつきにくさであったり、イメージであったりの部分がつき辛いかなと考えています。まずはこれより簡単な入門書で専門用語などを抑えておいてから挑むべきかなと思います。言うなれば、
統計学ステージ1面のボス
みたいな印象をもってもらえれば良いかなと思います。またはジムリーダーたけs・・いや、そんな例えはいらないですよね。笑

なので、近くの草むらでポケモンつかまえて(用語などイメージを頭にいれて)、レベルをあげて(統計学とはなんぞや的部分を頭にいれて)挑むと最適かなと思います。

終わりに

今日は統計学をかじってみたのでそこで感じたものをなんとなく書いてみました。何故、書こうと思ったかと言うと入門書読んでみて無茶苦茶面白かったからです。どんな入門書でも共通して書かれているのが、日常生活ではデータが溢れているとうこと。それをどのように活かすかが統計学であるということ。こういう話を考えると常に思い出すのが子供がよく口にする、「勉強なんてしたって意味がない」や「数学なんて日常生活で使わない」などという言葉。いや、無茶苦茶使うぞ…。江戸時代だとかに田んぼの面積測るために積分が存在してましたし。
そんな話は置いておいて、やはり1つ賢くなると自分の見える世界がぶわっと広がって、そしたらまた分からない物が増えていって、そしてそれをクリアするために1つ賢くなりたくなって、世界がぶわっt…

これからもそのぶわっとする感覚を味わうために精進したいなと思う休日でした。

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