男も逃げるだろ、そりゃ

離婚後共同親権の問題についてはもう議論することすらできないという領域なのだと思う。シングルマザーたちはとにかく元夫が嫌いなわけで、元夫が死んでも何の問題もない、精一杯搾取して元夫に死んで貰えばそれでよいと言うのが本音なのであろう。

だからこそ、離婚後共同親権について徹底的に拒否と否定をするわけである。無論、全ての男に、というわけではない。再婚したり内縁の夫を持つシングルマザーも少なからず存在するわけで、だからこそそういう義理の父親が子供を虐待するミゼラブルな事例が事件となって新聞やマスコミを騒がせるわけである。

いや、中には男が女性に射精する時点で犯罪と言っていたフェミさんもいたような気がするのでそういう人はもしかすると全ての男が犯罪者だから絶滅させるべきという第三帝国のような極端な思想を持っていたのかもしれない。彼女たちにしてみれば「労働は自由にする」というスローガンを掲げたあの絶滅収容所が離婚元夫のために作られたといえば喜んでその存在を肯定するかもしれないわけである。

ゴミムシとかゴキブリ扱いしていた離婚元夫が絶滅収容所でチクロンBで死んでくれたならば、その遺品である杖やメガネ、金歯などを売り払って養育費の代わりとして充当しようといえば賛成するシングルマザーは少なくないであろう。シングルマザーにしてみれば離婚元夫はそれほど許せない人非人なのである。

なので、そんな人間以下の存在である離婚元夫をシングルマザーと同じ人間として扱うのは人権に悖る、離婚元夫はもう地獄に落として死ぬまで責め苛んで苦しめて殺してしまえと考えているシングルマザーは結構いるのではないかと思う。

なので、離婚後共同親権反対の人たちはイエスキリストを十字架にかけた人を絶対許さないという敬虔なキリスト教徒と同じ正義感を持っているのだと思う。彼らはエルサラム奪還のためにそこを占領した異教徒、サラセン人たちを無慈悲に殺戮したわけである。そうすることで彼らの死後に天国の門が開くということなのであろう。

こういう彼らと同じ視点に立ってその主張をトレースすることは理性が邪魔するわけである。神様だけを信じるという反知性主義に立ってこそ彼らの主張は理解できる。そのためには白目をむいて口から唾を飛ばしながら強く主張することが必要である。

因みに理性を信仰しても同じことが起こる。長島の一向一揆で根切りをして住民を虐殺したり、比叡山を焼き討ちした織田信長などは理性の信仰者であったかもしれない。何事も極端を極めると同じ境地に達するかもしれないのである。

無論、当時の一向宗は厭離穢土欣求浄土と唱えて死んでも前進してきたわけで、織田信長が理性の狂気を体現しなければ打ち勝つことができなかったのだということはあるかもしれない。

それを回避するには均衡なのであるが、やはりそれは弱いのだろう。織田信長もどっちもどっちと言っていれば一向宗には勝てなかったことであろう。

離婚後共同親権の話題でも、理性的に男女平等と言っても、きっとフェミさんは「男女平等、ジェンダー平等は男親が子に会う権利などではない!男親は子供に会う権利などなく、ひたすら養育費を支払う義務だけです!」と叫ぶことであろう。つまり厭離穢土欣求浄土である。無理が通れば道理がひっこむ。

実際のところ、8割の男たちは離婚すればもうその妻子は死んだものと思い、新しい人生を切り開くべきだと考えているのである。死んだはずの我が子には養育費など不要なのである。生きている離婚元夫にしてみれば死んだ我が子は生きている、会わせろ!というよりももう会えもしない死んだはずの我が子のお墓に死に金である養育費を積み上げるよりもそのお金を自分の人生にとって有意義に使うべきだと考えるだろう。

離婚した後に我が子に面会交流を続けさせろという元夫はわずか1割強である。そういう元夫たち、別居親の口を封じれば男たちはできるだけ逃げ出そうとすると思うのである。フェミさんが求めているのはそういう男たちがもう何も言わずに黙ってお金を差し出す社会なのである。それはもう奴隷制なのである。

女性たちは自分に都合がいいから「奴隷などではない。男が女性の命令通りお金を差し出すのが男の自由だ。男女同権とはそういうことだ。」と言いたがるだろうけれど、もしそうなれば男たちは最初から女性には近づかないようになるだろう。

自ら鎖を差し出してさあ縛って鞭打ってくださいと言いたがる男はそれほど多くはないのである。女性は好きなように男を鞭打ちたがるかもしれないが、もう3割近くの男は生涯未婚を貫いているというのが国勢調査の結果である。

未婚の男が増えたら子供が生まれないのも当然なんだけれど、シングルマザーたちは男たちは鴨がネギしょってやってくるという信仰を固く守り続けているのである。

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