左派を甘く見すぎている

呉座先生の話は全然知らなかったけれども、ネトウヨが電凸をするようになった経緯は2ちゃんのスレッドで読んだことがある。その時には、左派は今と同じように例えばちびくろさんぼを発禁にしたように気に入らない表現にはガンガン通報を入れまくっていて、放送でも放送禁止用語はどんどん増加していった時期である。

ネトウヨとか「普通の日本人」などについては口を極めて罵って人間扱いしないレベルでやっておられた。あまりにひどい罵詈雑言をテレビでまき散らす左派に、その番組のスポンサーを見るととてもそんな発言を容認するようではない良識的な企業が名を連ねていた。そのスポンサーは番組中で左派が聞くに堪えない暴言を垂れ流していることを知っているのだろうか。そういうことで誰かがそのスポンサーに問い合わせたというのが始まりだと思う。まあ、所詮は2ちゃんなので真実はどうかなんて知らないけれど。

もちろん、左派はそんなことで態度を改めることもなかっただろうし、相変わらず電話攻撃は続けているだろうし、右派も左派に負けないように電話攻撃し続けているのだろうと思う。

良識のある意見なら、両方電話攻撃はやめろということになるのだろうが、もはやどちらもやめることなど思いもよらぬとなってしまっているのが現実なのだろう。ネトウヨに向かって「電凸をやめろ」と呼びかけても、「はあ?我々が電凸をやめても左派は気にせずに電凸を続けるぞ」というだろうし、左派に「電凸をやめろ」といっても、「ネトウヨなんて人権を認める必要もないのだから、どんどん殺せばいいんだよ。不寛容の不寛容だ。ネトウヨは差別者なんだから生きていけないようにするのが正義。」と言われるのが落ちである。

呉座先生もネトウヨ扱いされた時点で左派にしてみればアウシュビッツで毒ガスで殺害してもよいというお墨付きを得たということに他ならない。ちびくろさんぼになる運命だということである。何しろネトウヨには人権がないのだから。

(追記)

☆今はちびくろさんぼは復刊しているけれどね。2000年代初頭の話である。

☆「普通の日本人」: 右派の日本人が「自分は右派だけれど普通の日本人だ」と主張したのに対して左派が「右派のくせに生意気いうな。おまえらは「普通の日本人」だ。」と括弧付きの表現にした。もちろん、それは普通の日本人は自分たち左派であり、右派が普通の日本人など思いもよらない。劣後した存在、下級国民としての存在という意味での「普通の日本人」ということである。

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