推しのホラーマンガ

暑くなってきましたね。
夏と言えば怖い話が定番ですが
note公式が

#推しのホラーマンガ

というタグを募集していることを

いつも読ませていただいてる
いっき82さんのnoteで知りました。

いっき82さんはマンガのみならず
たくさんの書籍を読んでいて知識量が豊富です。

自身が読んだマンガに関連する
マンガ家のコラムやインタビュー記事なども
よく読まれているようで
書籍同士の横の広がりのある記事は
濃くて読みごたえがあります。

マンガ・ゲーム関連は特にアラフォーの人には
刺さるものが多いですよ!

ホラーマンガといえば?

「怖い小説」や「怖い小話」など
文が主体のものや映像媒体ならいくらでも
思い出せる
んですが
マンガとなるとなかなかパッと
思いつきませんでした。

ただその中でも強烈に思い出に残っているものがありまして。

私が過去読んだ中で怖かったマンガは
「地獄先生ぬ~べ~」です!

「地獄先生ぬ~べ~」

もはや王道ですね。

とはいえ読んだのが学生時代で
さすがにひとつひとつのエピソードはうろ覚えなので
語れません。

あえて言うなら全部怖いよ!としか(;'∀')

なので、当時読んだ記憶を思い出しながら
俯瞰で見てどういう点が怖かったのか
語ってみようと思います。

マンガで人を驚かすというのは
映像のように「急に飛び出てくる」や「恐ろしい声が聞こえる」などの手法がとれないため
なかなか難易度が高いんじゃないかと思いますが

ぬ~べ~は漫画ならではの画面の切り替えを上手く使い、その落差で読者の驚きを引き出していたんじゃないかと思います。

ぬ~べ~は日常のシーンは
全体的に画面が明るく、ごくあっさり
としています。

キャラクター造形もあまり描きこまず
少年漫画にありがちな
強烈な見た目の特徴などはなく
「ごく一般的な少年少女」を
感じさせます。

それが、いったん霊や妖怪が
登場するシーンになると

黒く塗りつぶされたページいっぱいに
緻密に描きこまれた妖怪


が目に飛び込んでくるんです。

白から黒へ
この場面転換が強烈でした。

また、毎回霊や妖怪のターゲットになるのがなんの力も持たない小学生だった
というのも怖さの演出として
上手かったです。

読者に近い立場の子供たちが襲われる場面
読んでいて臨場感がすごかった覚えがあります。

また、霊や妖怪に襲われるのは
「お供えにいたずらをした」などの
自業自得と思えるようなものばかりでなく

普段いい子やおとなしい子の前にも
なんの前触れもなく突然現れるものもあり
人の都合なんてお構いなしにやって来る
理不尽な災い

という怖さがありました。

当時は今よりも、夏になるとテレビで怖い話特集を組まれたりもして
全国で一斉にそういったものに触れる機会が多かったためか

怖い話の中でもトレンドのようなものがありました。

あるときは「トイレの花子さんが〇〇小学校に出たらしい」という噂が回ってきたり

またあるときは「テケテケって知ってる?〇〇県の小学生が見たらしいよ!」という噂が回ってきたり

口裂け女にはべっこう飴をあげるといいんだって!」
などなど

当時はネットなど当然なかったにも関わらず、そういった噂は子供から子供へ
全国を駆け巡りました。

ちょっと不思議な現象ですね。

で、そういった今話題の妖怪がいると
ぬ~べ~にも登場していました。

それはもう夢中で読みました。
ぬ~べ~にやっつけてほしくて!

そんなわけで当時の子供たちを夢中にさせる要素がつまった
「地獄先生ぬ~べ~」が私の推しのホラーマンガです。

今読んだら読んだで絵の古さも怖さに拍車をかけてくれると思いますので
今更と思わず興味を持った方は是非。

あ、注意としてちょっぴりHなシーンもあったりしますよ!
少年漫画なのでね!

そういえば、霊の気配を感じたら
Hなことを考えれば逃げていくなんて話を聞いたこともあります。

ぬ~べ~のちょっぴりHなシーンは除霊効果だった・・・?


* * *

最近の私のもう一つの
推しのホラーマンガ。

最近はこちらの作家さんの怖い話を
Twitterで読んでいます。

フォロワーさんの本当にあった怖い話

Twitterで募集した体験談を
マンガにしてますが

とっっっても怖いです
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

この方も本当に見せ方が上手くて。

ときには動画や音声も駆使してマンガに織り込んでいるのが
SNSならではの手法で面白いです。

体験談だけあって、本当に色んな種類の怖い話が詰まっています。

Twitterの方でもたくさん公開していますので興味のある方はぜひ。

こちらは現在進行で読んでますので
最近の中で一番強烈だったお話を
紹介します。

1人暮らしでiPhoneをお使いで
怖がりの方は読まない方がいい
と思います。

それくらい、怖いです↓

「siri」

では皆さん、今年は怖い話で涼しい夏をお過ごしください。

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