見出し画像

第4ターム前半スタート!日南町インターン2022実施体験談【前半】・その5

こんにちは!
最近、スープ作りにハマっている田なかです!

前回の投稿から少々間が開いてしまいましたが、今回は日南町インターンのお話!

なんと!第4タームがスタート!
これで受け入れは最後の週!今回は2名の学生さんが日南町で活動しました!

少々内容が長いので、今回が前編と後編の2回に分けて紹介します!

1日目

第4タームの受け入れは9月15日からスタート!
今回は2名の受け入れですが、1名は遅れての参加とのことでこの日の米子駅では1名のインターン生と合流しました(以下、Dさんと仮称します)

米子駅での合流後、確認を済ませさっそく活動を開始!

この日の午前中から昼間にかけてのミッションは、直売所や道の駅で販売されている商品の調査です。

日吉津村にある直売所。中は広々しています。

まず向かったのは、日吉津村にあるJAの直売所です。
ここは鳥取県の中でもかなり大きな直売所で、中には農作物や畜産物、これらを使った加工品が多く売られており、県の特産の梨も所狭しと並べられていました。

ここでは、日南町や周辺地域では馴染みのない野菜や、キノコやサツマイモ、梨などの秋物の野菜や果物の取り扱いが多めな印象を受けました。

パックに詰められたキノコ!見たことない種類のキノコもあってみているだけで面白い!

次に向かったのは、江府町の『道の駅・奥大山』です!
道の駅内の直売コーナーにはオクラやミニトマトなどの夏野菜が多めに販売されていました。

ポップがすごく凝っていてかわいい!

昼食をここで済ませ、次に向かったのは日野町にある『金持テラス』です。

金持テラスの外観。個人的に看板のフォントがすごく好み

『金持テラス』では、少し珍しい四角豆という少し変わった豆が売られていました。
ここで改めて、直売所ごとに地域の特色や季節感の違いが出ていることを実感しました。

農作物以外にも、ここでは手作りのアクセサリーや工芸品が多く並べられており、Dさんと一緒に1つ1つ観察しました。

そして、日野町内にある『金持神社』にも訪問!

金持神社の外観。金運招福の神社です。

平日だったのにも関わらず、多くの観光客の方もいて驚きました。

その後は私の家に荷物を置き、一時休憩。
夕方からは第3タームと同様、日南町の地域内それぞれの場所との位置関係や雰囲気を知るために『樂樂福神社』や『鍵掛峠』、『上萩山地域』などの各スポットを巡りました

樂樂福神社に訪問!

その後は、ボスの家でミーティングを挟み帰路に付きました。

2日目

日南町と島根県奥出雲町の県境にそびえる船通山は日本神話のヤマタノオロチ伝説の舞台となった山だと言われています。

2日目は、そんな伝説のある船通山と神話にまつわる神社巡りを日南町の隣・島根県奥出雲町を中心に探索を行いました。

まず向かったのは、奥出雲町側にある船通山の登山道です。
奥出雲町側の登山道は『亀石コース入り口』と『鳥上滝コース』の2種類があり、どちらのコースも入り口の駐車場付近まで車で登ってみました。

『亀石コース』は、コンクリートで整備された暗めな登山道、『鳥上滝コース』は砂利道で少し登りにくそうな感じで明るめな登山道と、どちらも違った雰囲気で面白いなと感じました。

登山道の看板。2つの登山コースがあります!

その後は、船通山に続く道沿いにある山の神・オオヤマツミノミコトが主祭神の『萬城山之ばんじょうやまの神社』や天照大御神の子・アメノオシホミミが主祭神の『王子神社』、ヤマタノオロチを倒したスサノオと息子のイソタケルノミコトの伝承が残る『鬼神神社』に行きました。

萬城山之神社の外観。船通山に続く道沿いの森の中にひっそりとある神社です。
鬼神神社にあるスサノオノミコトが乗っていた船が石化してできたと言われる巨石。

そして、スサノオが助けたクシナダヒメ、別名イナダヒメが主祭神の『稲田神社』で昼食。社務所兼お食事処の「姫のそば ゆかり庵」でそばを食べました!

注文したお蕎麦!薬味を乗せて食べるとおいしい!

午後からはイソタケルノミコトとスサノオが主祭神の『伊賀多気いがたき神社』、牛の像とたくさんの御神木があった『原口天満宮』、たくさんの神社の名前が書かれた札が立てられていた『新宮神社』に行きました

伊賀多気神社は前面ガラス張り!しめ縄も立派!
原口天満宮!拝殿から少し離れたところに牛の像が置いてありました!

そして最後は出雲坂根駅にある『延命神社』でお水を飲んで一休み。
幸運なことに丁度列車が来る時間帯だったため、乗客の皆さんに手を振ってお見送りをすることができました。

タイミングよくみることのできた列車。スイッチバックで急な勾配を走っていくみたいです!

その後、『道の駅・奥出雲おろちループ』で山の斜面を登っていく電車を見送り帰路に付きました。

神話や神社に詳しくなり、また違った視点を持てるきっかけになったなとこの日を振り返って思いました

Dさんと一緒に撮った影。ピース!

3日目

この日はなんと、もう一人のインターン生(以下、Eさんと仮称します)が合流!
朝、Dさんは生山駅にて寝台列車のウエストエクスプレス銀河を地域の方と共にお出迎え。

その後すぐに移動し、米子駅でEさんを回収しました。
挨拶と説明を済ませ、朝ご飯を米子で食べた後そのまま日南町へ!

日南町に帰り、午後からは2人の稲刈り体験がスタートしました。
Eさんは今回初めて稲刈りの現場に来たということで、コンバインが動く様子を珍しそうに見ていました。

稲刈りの様子。外側から内側に向かって稲を刈っていきます。

その後、『出立山キャンプ場』や道後山のハイキングコースを散策しに行きました。
2人とも、周りの植生に興味津々。1つ1つの植物を調べながら慎重に歩きました。

そして次に日南町内の神社巡りがスタート!
福栄にある『福榮ふくさかえ神社』や石見にある『大石見神社』や『福成神社』に行きました。

Dさんと福成神社の急な階段。すべて登りきるころにはへとへとです。
大石見神社。灯篭の後ろには狐の像があります。

特に大石見神社では、オハツキタイコイチョウの実が賽銭箱の横に置かれている様子を見て3人でじっくりと観察しました。

おかれていたオハツキタイコイチョウの実

さらに第3タームでも訪れた『生山神社』も訪問した後は、ボスの自宅でミーティングを行い、この日の活動は終わりました。

4日目

この日は朝から遊四季多里さんに依託して、インターン生2人は化石採集と星のワークショップを体験しました。

第3タームのスケジュールと同様、まず多里地域振興センター内で解説を受けた後、ノジュール層の観察に行きました。

ノジュール層の解説中の写真

実際にノジュールに触ったりこの場所にまつわるエピソードを聞いた後、次に向かったのは化石採集現場となる地層です。

ピッケルの使い方や採れた化石の持ち帰り方の指導を受け、さっそく採集がスタート!

石目を読み、ハンマーを振り下ろしていきます!

ピッケルを振り下ろす角度や叩き方を少しずつ変えながら、インターン生の2人は黙々と作業をしていました。

約1時間の採集の後は、振興センターに戻り、化石のクリーニングをしました。
2人は作業中ほぼ無言でひたすらに化石を綺麗にしていました。

作業風景。真剣に取り組んでいます!

クリーニングが終わった後は、遊四季多里の皆さんと昼食を食べました。
和気藹々と楽しいひと時を過ごしました!

一緒に食べたご飯!お話しながらご飯を食べました!

午後からは、星のワークショップを体験。
星以外にも、日南町の自然や生き物、建物についてもスライドで紹介して頂き、日南町の魅力を短時間でギュッと知ることができました。

スクリーンに写っているのは船通山の頂上の様子!

帰りの車の中で、インターン生の2人は写真で見た町の自然の美しさや覚えた星の名前を呟きながら復習をしていました。「実物もいつか見てみたい」という声を聴くこともでき、私は嬉しい気持ちになりました。

5日目

5日目はなんと台風が近くを通過して空は荒れ模様。

大雨が降る中、インターン生2人と私はボスの家で座学を行いました。
内容は、私の第1、第2タームの反省会と多里地域の人・農地プランに関連することの説明がメインとなりました。

資料を使って座学中

その後は、多里で過去に行われたオオサンショウウオの生態調査やかしら打ちの様子をビデオや写真で見ることができました。

そしてここで前編は終了!
前編もかなり盛りだくさんな内容でしたが、後半も色々な出来事がありました!

次回は6日目以降の第4タームのインターンについての様子を投稿したいと思います!
しばしお待ちください!

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回も是非、見てみてくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?