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第4ターム後半スタート!日南町インターン2022実施体験談【後編】・その6

こんにちは!
最近、野菜不足を気にして朝にサラダを食べている田なかです!

今回は第4タームのインターンの後半のお話です!
前回は5日目まで紹介しましたが、最終日の9日目までこの記事で紹介します!

コチラも文字数が多めの記事になっていますので、ゆっくり読んでいただけると嬉しいです。

6日目

6日目は、森林組合さんに依頼して日南町の林業の現場を見学する日でした。

そのため、午前中は前もって頂いていた資料やホームページを見つつ、事前学習をしました。2人はじっくり時間をかけて聞きたい質問内容を考えていました。

そして、いよいよ午後からは見学がスタート!
事務所で大まかな全体的な概要について解説を受け、町内の木がふんだんに使われている日南町役場に訪問。
200年物の杉の木で作られた柱やテーブル、LVLで作られたベンチなどを観察しました。

日南町役場に入ってすぐのところにある大きな木の柱

その後、木材団地を訪問しました。
実はこの日の翌日はセリの日ということで、いつもよりも多くの木材が集積されていました。インターン生の2人はてきぱきと動く重機や装置を熱心に観察して写真や動画に収めていました。

積み上げられた木達。スギとヒノキの見分け方を教えていただきました。

そして、次に向かったのは木を切り倒して搬出している現場です。
台風の影響でぬかるんだ林道を登り、木が植えられている場所や枝打ちの様子を観察しました。

写真の奥に写っているのは植樹して10年ほどしかたっていない木々。
まだまだ細い。

実際に大きな高性能機械を使って木を細断している様子を見学することもでき、ほんの数分の間に一本の木が集積場に集められていたものと同じ形になる様子を見ることができました。

最後に訪れたのは育苗センターで、インターン生の2人は「授業で見たやつだ!」と、コンテナに植えられた手のひらほどのサイズの木の苗を見て大喜びしていました。

芽生えてまだ1年経っていないスギの苗のアップの写真です。

また、移動中の車内では担当の方から今回行くことができなかった場所の説明や町内の林業にまつわるエピソードを聞くことができ、大変興味深い現場見学の日になりました

7日目

7日目はDさんの最終プレゼンの日でした。

午前中はボスの家でプレゼン発表を行い、この1週間で得た気づきや学びを共有する時間となりました。

書類関係の手続きを済ませ、午後から私とインターン生2人は別行動となりました。

私が自宅で溜まっていた作業をこなしている間、2人はボスと共に『須賀神社』『出雲大社』『熊野神社』島根県で神話にまつわる神社を訪問したとのことです。

時折、楽しそうな写真が送られてきて、その度に「うらやましいなぁ」と、私は唇の先をとがらせていました。

送られてきた『出雲大社』の写真。私はまだ行ったことがありません…。

書類関係の手続きを済ませ、午後から私とインターン生2人は別行動となりました。

私が自宅で溜まっていた作業をこなしている間、2人はボスと共に『須賀神社』『出雲大社』『熊野神社』島根県で神話にまつわる神社を訪問したとのことです。
時折楽しそうな写真が送られてきて、その度に「いいなぁ」と、私は唇の先をとがらせていました。

8日目

Eさんのみとなったこの日の午前中は多里地域のバードウォッチングでした。

秋に突入しつつあるこの季節は、もうそろそろ鳥の入れ変わり時期。
町内の鳥たちはどのように過ごしているかを調査するため、今回は多里地域に絞ってバードウォッチングに出かけました。

まず向かったのは船通山です。
駐車場に車を停めて山道沿いを探索。落ちている葉っぱや木の実を調べていると、突然蛇が出現!(蛇の画像が出ます!苦手な方はスクロールしてください!)

ジムグリと呼ばれる地面に潜って生活する蛇。調べてみると珍しい蛇なんだそうです!

突如現れた蛇の姿に驚きながらも鳥の姿を探しました。
その結果、コガラやコゲラなどの小さな鳥の姿を見ることができました!

青丸の中にいるのは『コガラ』です!日南町ではよく見かける鳥です!

次に訪れたのは、道後山に続く林道です。
ここには道のいたるところに栗やドングリが落ちていました。ここではシジュウカラなどの市街地でも良く見ることができる鳥を発見!

ぼやぼやですが『シジュウカラ』の姿をパシャリ!
コガラと似ていますが、首元の黒色の羽毛の面積がよく見ると違うんです!

他にも元気よく木をつつく大きな鳥も目撃。
後ほど調べてみると、どうやらカケスという鳥だったようです。
ドングリが大好きで、丁度木にドングリを隠している様子だったようです。

なんとかしてカメラに映したカケス。ぼやぼやです。

昼食の後、午後からは多里地域を歩いて探索しました。
実は町内での移動はほぼ車頼りだったため歩いて多里を探索するのは今回がほぼ初。

昼食を食べた『ホームランド多里』から桜公園に向かって寄り道しながらゆっくり向かいました。

道中、川沿いに沢山植えられているクルミの木に驚いたり、バス停のイラストが場所ごとに異なっていることに気が付いたりと、Dさんと互いに気が付いたことを共有しながら歩きました。

多里神社の鳥居を撮影するEさんの様子を撮影しました。

それぞれ見る視点が異なり、興味を持つものも違うので今回の探索で私のまだ知らない多里の様子を知ることができました。Eさん自身も、過去の自分の出来事と結び付けながら町歩きができたとのことで、喜んでいました。

9日目

この日は、Eさんの最終プレゼンの発表の日でした。
Dさんの時と同様ボスの家でプレゼン発表を行い、この1週間で得た気づきや学びを共有する時間となりました。

1日1日で学んだことが丁寧にまとめられていて、Eさんの日南町や自身の感じ方の変化が伺える発表になっていてよかったなと思いました!

プレゼン終了後はボスと共に『道の駅・日野川の郷』で食事を済ませ、『キナルなんぶ』に向かいました。ここでは中の図書館や展示されているオオサンショウウオのキナルんを見学しました。
キナルんにEさんは興味津々で、じっくりと観察していました。

キナルなんぶのロゴマークはとってもおしゃれ!好みです!

その後、帰りの列車の時間まで余裕があったので、米子から松江にかけてぐるりとドライブ。道中、江島大橋を通り大根島や松江市街地を通り、安来市の『道の駅・あらエッサ』に立ち寄りました。

あらエッサの外観をパシャリ。赤い瓦屋根が特徴的です!

そして、いよいよ米子駅に到着してお別れの時が来ました。
今回は駅のホームまで一緒に行きお見送りをしました。
ホームで握手を交わしEさんが乗り込んだ列車が去っていく姿に手を振りました。

そして『日南町インターン2022』の受け入れ期間は幕を閉じ、私はホッと一息つくことができました。

さいごに

全部のタームを合わせて合計1か月間のインターン受け入れ期間を経験してみて、大変だったことや「ここはもう少しうまくやれたかもしれないのに…」とネガティブな感情を持ってしまう場面は正直ありましたが、毎日笑顔で活動することができました!

活動に協力して頂いた地域の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

後日、このインターンのまとめの記事を投稿したいと思います!
しばしお待ちください!

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回も是非、見てみてくださいね!

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