昨晩までの天気予報がはずれて朝から雨。音で早く目が覚める。夜更かしした次の朝でもすこし早めに起きるほうが目覚めが良いのに、そういう時間に起きるには、目覚ましでもなく自分の意思でもないなにか外的な要因が要る。そうなったらいい、という思考の外からのはたらきかけというのか。

午前中に予定していた買物には行かなければいけないので、すぐに外出。玄関からまっすぐに車に向かうと途中いつもぬかるんでいるので勝手口から出る。勝手口は玄関の横だが、この少しのちがいが生死を分ける。あいだに鉢や土や睡蓮鉢や何やかや置いてあるので、ぬかるみを避ける術は無い。引き返すしかない。いずれにしろ数メートルのことではある。

買物はイオンで済ませる。ねじの壁掛けフック。家庭用の除湿機をつかってドライフラワーをつくるための乾燥室をつくる。花束の注文が無い限り、花は咲いたらそれまでなので、乾燥させて制作に使ったり、そのまま販売したりするためだ。天候は正午くらいからどんどん荒れてくる。雨は降るというより吹きつけている。

灰色の空のなかを鯨が泳いでいるような気がする。夏に毎年必ず見るような空。