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『 ハンカチの作り方 』 / 水通し~裁断まで



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ここに書いてあること-

○ 水通し(した時としなかった時)

○ 地直し(した時としなかった時)

○ 布の裁断(✂️)





以前

ハンカチの作り方 /【 裁断 】として

載せていた時は


水通しと 地直し



長くなるので

省いたのですが



今回は

一通り書いてみることにしました







洋服作りのテキストや

本などに


よく出できている

工程なので


ご存知の方も

多いと思うのですが



この工程



スルーしてしまっている方

結構いるかもしれないと


思いまして



水とおしと地直し

した方が良いですよ


という

理由ですね



この工程をスルーした時


こんな感じに

仕上がることがあります


みたいなことを

書いてみました




今後

スルーするかどうかの


判断材料に

なればいいかなと


🌱




ハンカチの作り方なので


ハンカチを作るうえでの

話になります



仕上がりの違い

とかですね



裁断については

前に書いた内容と


さほど

変わらないかもしれませんが


なにかしらを

プラスして


書いてみます



良ければ

ご覧ください













○ 水通し(した時としなかった時)



まず

「 水通し 」ですね



水通しって

なんですか


ということなのですが



工程として

だけでいうと


「 布を水に浸けておく 」


という

作業になります




これが

なんなんですか


ということで



この工程の意味

ですね





それで

その前に


水通しをした方がいい


" 素材 "


のことを


少しだけ





「 天然繊維 」

というものなんですが



綿(コットン)とか

麻(ラミー、リネン、ヘンプなど)

ウール

絹(シルク)


こんな感じの


自然のものが


「 天然繊維 」ですね




その中で

一般の

私たちが


水通しをするであろう


素材は


綿と麻

になると思います


※布地メーカー様に聞いたわけでないのですが、ウール、シルクは水通ししないと思います。 したことありません。





話しを戻しますが



「 水通し」という


工程の意味ですね





天然繊維ってですね

伸縮性があるんですね



ストレッチパンツとか

ニットのような


伸縮性でなくて



デニムのパンツとかが

分かりやすいと思うのですが



デニムを履いていると

腰回りがゆるくなってきたり

膝(ひざ)がでたり


してきますよね

※膝かでる… パンツの膝の辺りが伸びた状態




洗うと縮みますよね


絞まった感じになるというか



経年変化でみると

縮んでると


思うんですね




そういった意味での

伸縮性なのですが



ハンカチを作るのに

使う素材は


多分


綿か麻になると思うんですね




それで


程度の差はあると

思いますが


水に浸けると

少し縮むと思います



それで

どのくらい縮むかは


使用する布に

よりますが



0.5cm ~ 2cmくらいは

縮むんじゃないかなと




ハンカチだと

たいした問題では


ないかもしれませんが



洋服だと

サイズが変わってくるというか


歪む(ゆがむ)よね


という


少し残念な経験を

することに


なったりします




あと

縫った後に


布が縮むと


縫い目が緩くなるので


せっかく

きれいに縫ったのに


といったことも






水通しをする

大きな理由の一つは


ある程度

先に縮ませておこう


ということですね





水通し

するしない



ハンカチを作るということで

とらえると



その縮みを

気にするかしないか


という感じでしょうか







個人的には

カラーリネンをよく使うので


色の落ち具合をみることも

大事にしています




それと

水に浸けている時に


地の目を少し

整えたりもします



時間は

4~5 時間くらいと

書いてあったりもしますが



中肉のリネンだと


いつも

10時間以上浸けています



面倒に感じる方が

多いかもしれませんが


作業としては


水に浸けるだけという


なんてことのない

工程になります



🍀




○ 地直し(した時としなかった時)


次に

「 地直し 」 ですね



2ページ前の

「 ― / 布を選ぶ 」で


地の目の話が 

少し出たのですが



「 地直し 」は

この " 地の目 " を整える作業になります




購入したばかりの布

ですね

地の目が歪んでいることが

よくあります






布って

ですね


縦糸と横糸で

織られていますよね



それで

この縦糸と横糸が

垂直に交わってなくて


斜めになっていることが

あるんですが




この

斜めになっている

状態のことを


地の目が歪んでる

といっています




それで

この歪んでる地の目の

縦糸と横糸を



垂直に整える作業が


「 地直し 」ですね







地直しの仕方ですが



本などに書いてあるのは


水通し後の布を

少し湿った状態まで乾かして


布目が垂直に交わるよう

布を引っ張りながら


アイロンで整える



こんな感じだったと

思います




ここでも

同じような感じです





私は

水通しの時に

ある程度整えます


地の目を整えて

干しておくと


アイロンをかける時は

引っ張るようなこともないくらい


整ってるかなと





すごく歪んでいたり


縮みが強い時



布端の


" ミミ " といわれる部分に


切り込みを入れたり

することも

あります



最近は

そんなに歪んだ布に


触れることが

なくなった気がするので



縮みが強い時

ですね



アイロンで整える前に


切り込みを入れたり

しています





ハンカチでの

地直しは


裁断後でも

いいかも


しれません



広い布のままより

楽ですよね




地直しも

水通し同様


地の目が歪んだまま

なにかを作ると


歪んだものが

出来ます



「 地直し 」



おすすめです




🌱


○ 布の裁断(✂️)


最後に

「 裁断 」ですね



四角形の裁断なので


難しいことは

ありません




地直しをして

布目も整っていると


仮定して



きれいな布が

準備出来ているという前提で


話を進めますね






まず

作りたいハンカチの


サイズを決めます





そのサイズに


三折り分の長さを

足した位置に



鋏(✂️)を入れます



※ 仕上がりサイズ( 50cm×50cm )
     三折りの幅 (0.5cm) の場合

50cm + 1cm + 1cm = 52cm
(50cmに両側の三折り分を足しています)




こんな感じなのですが


せっかくなので

布目に沿ってカットしましょう




鋏(✂️)を入れる位置の

布端の糸ですね


縦糸でも

横糸でも


いいのですが



1本

引っ張ってみてください



爪の先とか

毛抜きとかを使用して


一本だけ


引っ張ります






糸を引くと

布にラインが入りますよね



この

ラインに沿って


裁断していきます





このラインは

必要な長さまで


入れてください



残った布が

使えなくなって


しまわないように



様子をみながら

引っ張ってくださいね





4辺とも

同じように


引っ張った線に沿って


カットしてみましょう





それと


聞いたことあると

思うのですが



直線をカットするときは


鋏(✂️)を

大きく使う



といったことですね



チョキチョキ

チョキチョキ


といった感じでなくて



ジョキッ

ジョキッ



一回の

ジョキッ


10cmくらい

進む感じです


🌱




お疲れ様でした

きれいに裁断出来たかと思います




水通しと

地直しをしてからの


「 裁断 」



仕上がり

気持ちいいですよね




製品になった後


歪みが生じにくく

きれいなまま


お使いいただけると思います




🌱


たちばさみ(✂️)


大好きな道具の一つです



布以外のもの

切らないよう


お気をつけください




読んでいただき

ありがとうございました。

🍀🌱


※春日市(福岡)近郊の皆様へ
当店、ブログをご覧いただきありがとうございます。
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ありがとうございます。🌱

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