平成生まれの私にとって衝撃だったこと【平成の衝撃】
どうも。日刊書くメシU30'sマガジン土曜日担当の西嶋(@ultrarunneman)です。
さて、今回のテーマは【平成の衝撃】です。
皆さんは、平成のなかで衝撃だった出来事は何かありますか?
私には、平成のなかで未だに忘れられない出来事があります。
それは、2011年3月11日の東北大震災。
あの日、私は東京駅にいました。
新宿駅の大画面の映像に驚愕
新卒で入った会社の内定者交流会が前日に終わり、東京駅から羽田空港に向かう時間でした。
ホームで長蛇の列に並んで電車を待っている時に大きな揺れ。
最初は、頭で現実を理解することができませんでした。
死ぬかもしれないと本気で一瞬思いました。
パニック状態になり、我先に外に出ようとする人。
子どもの泣き声。
外のタクシー乗り場には人が溢れかえっていました。
交通のインフラに期待できなかった私は電話で友人に連絡をしました。
しかし、電話は全くつながらない。
ようやく連絡をできた手段はTwitterでした。
新宿にいるということで、7キロの道のりをキャリーバックをガラガラ引きながら歩きました。
そこで友人と待ち合わせをしていた時に観た、大画面の映像が今でも忘れられません。
東北が津波に飲み込まれている。
東京で地震の揺れを知っていただけに、映画やCGじゃなくて本当に起こっている出来事だと知りました。
生き残った私に何ができるのか
家族を亡くした方。
自分よりも他者のために動き、飲み込まれていった方。
そこで起こっている出来事を知れば知るほど、辛い気持ちになりました。
そして、何もできない無力さを感じたのです。
生き残った私に何ができるのか。。
何度も何度も、その事実に問いかけれました。
いま私にできること。
その時に出した答えは、その人たちの分まで生きて、人に尽くすことでした。
いま、いろんなことに対して決断していけるのは、きっとその想いがあるからだと思います。
戻らない過去。
でもその過去の解釈は変えることができます。
あの日、偶然東京駅にいたことには意味があると今は思っています。
皆さんにとっての平成の衝撃は何ですか?
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