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説明する力を高める

「説明しなさい」

この言葉が入った問いを嫌う子どもは非常に多いです。その理由はシンプル。答えが明確ではなく、かつ長いからです。子どもたちは自分の言葉で言うことに自信がないのです。その背景には小さい頃からインターネットが発達し、分からないことはグーグルさんが教えてくれて、子どもが「こうじゃないのかな」ということが少ないからだと思います。こうじゃないのかなと誰かと議論するより、検索をして答えはこうだよと言った方が自分が傷つかず、時間も早くすむのでそうしてきたかと思います。

そのせいなのか、子どもは自分の意見を言うことや感想を書くなどを嫌がります。正解が分からないからかも知れません。結果として不正解を恐れ、失敗を怖がり、確実性がなく自信がないことはまったく、むしろ分かっていることも言えない・・・そんな流れができているように感じます。

知っていることは言いたい

では、子どもは何にも説明したくないのでしょうか。そんなことはありません。子どもにとっては日常で知らないことがあるのは日常茶飯事。「あのね、今日ね・・・」と話し始めたり、「ジュウレンジャーは15番なんだよ。それでね・・・」と自分の知っていることについて説明し始めたりします。そんなときが子どもの説明力を伸ばすチャンス!子どもが説明する機会を増やしてみてはいかがですか?以下、先日の息子(6歳)と私の会話です。( )は私の心の声です。エンタメ多めです笑

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渦プロジェクト

元小学校教員の私が我が子を無理なく優しく成長させている記事です。子育て・育児の参考にしてください。

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