ナイトロ

自称作家。社会に怯えながら日々を暮らしている。

ナイトロ

自称作家。社会に怯えながら日々を暮らしている。

マガジン

最近の記事

10年の死闘の末、絶望して沈んだ彼を悼んで

私は書きたいものを書くタイプだ。数字のために書くのではなく、ただ書きたいから書く。そんな怠惰な私にとって、作家の栄枯盛衰などというのは縁遠い話だった。だが偶然この「まとめ」を見て思う所があったので、徒然なるままに書き連ねていくこととする。 上記のまとめを一読していただくのも一苦労だろう。何か改まったことを書くつもりでもないので、必要に応じて大雑把な要約を貼っていく。 まずは、リンク先全体の概要から。 "彼"は2000年代後半に賞を受けデビューしたライトノベル作家の一人で

    • 書けない。

      noteのチュートリアルであるこのnoteには、次のように書かれている。創作活動でもっとも大事なこと、それは創作を楽しみ続けることとずっと発表し続けることである、と。 読者への失礼を承知で言う。私は、自分の作品を面白いとは思ったことがない。謙遜ではなく、本当の話である。そしてまた、私が自分の創作を他人に見せるようになったのはここ最近のことである。 自分の作品を卑下するわけではない。何を見てもつまらないのである。好きだったはずの小説、アニメ、名作と勧めてもらったゲーム。何ら

      • 【小説】[0.0.1] RePresent [alpha]

        RePose [beta] <-prev next-> RePresent [beta](未更新) ストーリー一覧マガジンをフォローすると最新話更新の通知を受け取ることができます。 ReSeT | ナイトロ | note *** <Alter Ego> RePresent [alpha] 目が覚めて、一週間が経った。  この身体には、未だ「慣れ」ない。「前世」――オリジナルの頃の感覚が、脳に残っているのだろう。何かをしようとするたび、すぐに身体を動かそうとして鈍痛に

        • Atom package "Sentence End Guard ver 0.1.0 " Usage

          Github製のエディタ"Atom"用、文末監視パッケージ"Sentence End Guard"の日本語詳解です。 Sentence End GuardインストールPreference ( cmd-, ) -> Install -> Sentence End Guard で検索 -> Install ターミナルやコマンドプロンプトから、次のコマンドを実行する方法もあります。 apm install sentence-end-guard 機能リアルタイム監視 入力し

        10年の死闘の末、絶望して沈んだ彼を悼んで

        マガジン

        • ReSeT Beta <Blue the 'Signs'>
          3本
        • ReSeT
          3本

        記事

          【小説】[0.0.0] RePose [beta]

          ストーリー一覧マガジンをフォローすると最新話更新の通知を受け取ることができます。 ReSeT | ナイトロ | note *** RePose [beta] 鼻孔を突く、消毒液の香り。  頭が怠い、体が重い。ねばついた生唾を飲み込んだ喉に、痛みとともに違和感が生じる。紐かなにかを、口の奥に差し込まれている感覚。  脳が眠気を振り落とし、意識が鮮明になり始める。目を開けて、状況を確認するのが先決だ。そう得心し、瞼を開いたその途端、眩しい光が視界を満たした。耐えかねて目を閉

          【小説】[0.0.0] RePose [beta]

          【小説】[0.0.0] RePose [alpha]

          ReSeT Beta < Blue the 'Signs' >ストーリー一覧マガジンをフォローすると最新話更新の通知を受け取ることができます。 ReSeT | ナイトロ | note *** <L.O.G.> RePose [alpha] まずは、この状況を招いたことを謝らせて欲しい。  私は凡人だ。たったそれだけのことを理解するのに――いや、受容するのに、一〇年以上の時間と自分の可能性、そして君の可能性までもを犠牲にしてしまった。  決して恵まれた人生ではなかった。

          【小説】[0.0.0] RePose [alpha]

          【小説家向け】現在の執筆環境【記録】

          現在取り掛かっている作品が一段落した(大嘘)ので、記録を兼ねて現在の執筆環境について紹介する。小説家、特に情報系に多少は明るい方を主な対象とする。そうでない方も、あぁ、こうやって小説を書く人もいるんだ、と思ってもらえれば幸いである。 Noteを使える(ノートを公開できるorノートを閲覧できる)ぐらいのITリテラシーを前提としているが、もう少し詳しい内容は山カッコ<>で囲んで記述する。Googleでひとつひとつ単語を検索しながら真似してもいいし、無視して先に進んでもいいように

          【小説家向け】現在の執筆環境【記録】