公園のベンチ

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ノート

輪転写

雲の写真を撮っている人。世間の枠と自分の枠を重ねて写真を撮ると言う。楽しそうに語った。意...

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浮雲

その枠、私のなんです。さっき、落としちゃったみたいで....ごめんなさい。 ーーこの香り。あ...

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世間の枠

一瞬、強い香りが鼻を突いた。 それは、人工的な香り。 きっと、人が肌に付けるものだろう。 ...

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錯覚

わたしにはわたしを確かめる術が無い。 これは不文律か。 わたしがわたしだと思っているわた...

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まどろみ

身体の細胞が少しづつ意識と結びついていく。 瞳は瞼の中で目覚めをぼんやりと自覚する。 肩か...

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とびら

わたしはベンチに身体を横たえた。 そっと目を閉じる。 真夜中の公園は、静かです。 風の音が...

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眠り人

いくつかの出合いがあり、いくつかの別れがある。 繰り返される出会いと別れ。 この公園もま...

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なごり

公園の木々がざわめいた。 突風が吹いた。 掌の石ころが風にさらわれた。 一瞬のことだった。 ...

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石ころ

ひとつの灯りが立ち去った。 真夜中の公園は相変わらずベンチが点滅している。いくつかの灯り...

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複眼に聞く

真夜中の公園に来ています。外灯の下、ベンチに座っています。 真夜中の公園は、ベンチに座る...

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