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究極ヘソ人間・ダバレビバ57号

おれの名は「究極ヘソ人間・山野川飯男(めしお)」。
「食うに困らないように」と、父親が名付けてくれた。

父の名は「山野川チェルシー」。

ここからは父の話になる。

父は路上に打ち捨てられた一個のスパナだった。
必死に助けを求めたが通り過ぎていく人々は無視をして去っていく。
そんなときに優しく声をかけてくれたのが、張飛翼徳だった。

日本ではまだ邪馬台国の時代である。

こんな時代にスパナがあるのか。
疑問に持つ読者は多いと思う。
本音を言ってしまうと、そんなものはない。

あるのはケータイの着信音をメロディー化できる技術だけだった。

これを開発したのが、山野川メルシーだが、彼は私の父である山野川チェルシーとはまったく関係ない。

困ったもんだね。

それでは遣唐使の船に乗って、西新宿の吉野家へ行くので、またなっ。

おしまい

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