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自転車はパンクしていなかった

・だいぶ肌寒くなっている
・人生は重い荷を背負って遠い道を行くようなもの

この二点によりどんどん追い詰められていった。
自転車で走っていると後輪がなんだかふにゃふにゃしている感じがする。
自転車は私の生命線なので、行ったことのない自転車屋に、様子見も含めて行った。

私「パンクしているんじゃないかと思うんです」
店主「(タイヤを触ってみて)パンクしてないですね」

えっ……。

またやってしまった。
ノイローゼになってくると、虚構が真実に思えてくるのだ。

これは本当にヤバい。
となりの家にピアノがないのに、ピアノの音がうるさい、と言って怒鳴り込んでしまわないか、自分が心配だ。

で、こういうことを書くと、
「怒鳴り込むような度胸もないくせに」
とか言うやつがいるから、「くせに」って言い終わるか終わらないかのうちに、鉄の灰皿でそいつのあごを思いきり砕いてやった。

裁判になるだろうけど、それまでに花火の火薬をほぐして爆死する予定です。

では!


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