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アンドロメダ

ある晴れた
月の眠る夜に
陽の影より星空が覗きこんでいる
虫たちが声限りに呼んでいる

幾重もの感情を閉じ込めた
光りたちはまったく静かに
その眷属たちを同心円状に従える
彼らの大きな母である銀河は
理を気儘に導く

もしもそこへ辿り着くなら
叶わないことなどない
アンドロメダは眩い騒めきの
すべての虹を詰めたガラスの一瓶
永遠が漏れ出している