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にわけんのフードエッセイ

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飲み歩いたお店の紹介や美味い物、お酒や料理など食に関することなどのログ(記録)を綴っていきます。 呑めそうならどこでも呑む!が信条です。
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記事一覧

自分は鼻でご飯を食べている

もうすっかり良くなりましたが、春風邪だか鼻風邪だか分からない鼻風邪をひいてました。 症状的には、とにかく鼻水が出る、鼻が詰まると言う感じ。聴覚も(片方)おかしくなりましたが、これは鼻のかみすぎかも?多少ぼーっとはしてましたが、他の症状は全く無し。そしてこれがしぶとかった。 症状が出始めてから2,3日目で、嗅覚が9割方消え去りました。。。味覚もちょっとぼんやりしてたのかもしれませんが、まぁ味は感じます。でも香りが全くもってしない! これで困ったというか嫌だったのが、口に入れ

筍で春の訪れを感じる

この日は会社近くのお店で久し振りにから揚げ定食を食べたのですが…… 前回も「ん?」と感じるところがあったのですが、今回はさらに残念な感じになっていてしょんぼりでした。 食のしょんぼりは食で取り戻すしかない!という訳で(どんな訳だ)帰路にいつもの㐂の下へ。 なんとなく口が渇き気味だったので、珍しく取りあえずビールを。ぐぐっと染みます。 お通しは富山産ホタルイカの酢味噌がけ。好物が出てくると、とても嬉しい。まだまだ小ぶりですが、なんか富山産はワタも旨みも「ぎゅっ」と詰まってる

金太郎いわしにびっくり(早稲田 㐂の下)

いつもの如くどこで呑もうか迷ってうろうろしていると、下の釣書に「金太郎いわし」がいるではありませんか。 江戸前の旬(寿司漫画)で目にして以来、一度は口にしてみたいなと思っていたいわしです。 という事で、結局いつものごとく「㐂の下」へ吸い込まれました(笑)。 この日はなんとなく口が渇いていたので瓶ビールから入りました。こういうタイミングのビールはおいしいですよね。 この日のお通しは「鰹の漬け 酢味噌がけ」でした。一口でパクリ。漬けにされたねっとりとした鰹の食感と強い味が酢味

神楽坂で鮨ランチ

散歩では結構訪れる神楽坂。でも自宅から近すぎるせいか、お店で何か食べるという事は案外少なかったり。 大体龍朋の炒飯目当ての事が多いのですが、最近はコッテリボリューム系炒飯も若干胃に辛くなってきたのでご無沙汰気味です。 そんななか、地元方面からの客人(嫁様の友人)が東京に遊びに来ていて、まだ神楽坂は未体験だというそうなので、ランチを兼ねてぶらぶらと訪れました。 お目当ての店は本駄横丁にある老舗のお寿司屋さん。以前、夜に訪れてとても美味しくて気に入りました。その時、常連さんか

ちょっと春を舌で先取り(早稲田 㐂の下)

久し振りに新宿駅近くに出て行きましたが、休日はやはり人が多いですね。観光客の方々も随分と戻ってきたようです。 映画を見終わったらどんぴしゃディナータイムだったので、新宿繁華街周辺は避けて、地元まで戻ってご飯を食べることに。 釣書を見たら「カワハギ」が居たので、迷わず㐂の下へ吸い込まれました(笑)。お通しは「カスベ(エイヒレ)の煮付け」でした(写真無し)。 まずはお刺身を。お目当てのカワハギ(肝付)とホッキ貝、金目鯛の炙り刺しです。 カワハギは肝を絡めてポン酢で頂きます。身

2024年初外呑み(西荻窪 ひまり屋)

明けましておめでとうございます。 2024年の初外呑みに行って参りました。 この日は昼過ぎぐらいから「ポトフ 美食家と料理人」という映画を観た後、夕方頃に「西荻窪 ひまり屋」さんへお邪魔しました。飯関連の映画だったので、お腹がペコペコです(笑) 喉がカラカラだったので、まずは赤星でスタート。これが新年初ビールです。 まずは「山椒ポテサラ」をシンプルな感じのポテサラに、いい塩梅で山椒がかかっています。ほっこりピリリとしていて、食欲が出てきます。 本日のお造りはシマアジで

2023年の振り返り

とは言っても、今年は大したことはしていないし、特に旅行などに出かけたわけでも無い。平々凡々と過ぎた一年だった気がする。中庸的に暮らせた、という意味では理想的ではあるが。 仕事では、丁度年明けから取りかかっていたプロジェクトが、12月頭に無事クローズした。なかなか長丁場ではあったが、淡々と進められたプロジェクトであった。 その他は一年かけて、社内インフラの解析をせっせと行っていた。年が明けたらメモからドキュメントをまとめつつ、徐々に更新を進めて行くことになるだろう。こちらも締

川口駅前でちょいと0次会を

呑み会があったので、ぶらりぶらりと川口まで。人生初川口です。 駅前は季節柄イルミネーションで彩られていて、結構栄えてるなぁと感じました。 通勤ラッシュを避けて割と早い目に移動したので、駅前の繁華街を探索。 何やらテイクアウトっぽい人が数名いる町中華屋さんを発見しましたが、今回は流石に我慢。ラーメンと餃子食べたら、呑めなくなっちゃうしね。 ぐるりと1周後、気になった焼きトン系の居酒屋さんへ。駅前すぐの「とりかい」さん。本式呑み会まで、少しだけお邪魔します。 店員さんにお

旬の鰤や走りの菜の花で一献

ようやく冬らしくなってきた昨今。でも寒暖差が割と大きくて体調を崩しそうです。これを読んで下さっている方々も、くれぐれも体調にはお気を付け下さい。 こういう時は旬のもので栄養を。という訳でいつもの「早稲田 㐂の下」へ。 今日のお通しは、赤なまこのポン酢がけでした。コリコリとした食感が良く、噛みしめていると、じわりと旨みが。これだけでお酒1合行けちゃいます(笑)。 さて、旬の大御所「鰤」です。背側と腹側、それぞれ盛ってくれるのが嬉しいところ。 両方とも脂のりのりですが、背側

香箱がにとクワイで季節の変わり目を

昨日は少々朝早くからオフィス対応が必要な仕事があり、朝も6時台からやむなく出社。出勤の際は必ず通り道の釣書をチェックしていきます。 なんと、釣書に香箱がにが!これはもう晩飯決定。 というわけで、早出早上がりでそそくさと口開けの㐂の下へ。 本日のお品書きはこちら。 お目当ての香箱がにもそうですが、なんとクワイも入荷している。これはほくほくです。 お通しはおひたしの盛り合わせ。どれも違う味付けで楽しい。好物の京菊菜が入ってるのも嬉しいところ。微妙なほろ苦さが好きなんですよね

紅葉を愛でつつ、神保町で昼ビール

あっとい間に11月もそろそろ終わりそうな気配。ぼんやりしてると紅葉が過ぎ去ってしまいそう。という事で、嫁様を誘って紅葉狩りランチに。 定番の靖国神社の銀杏並木から、北の丸公園へ。丁度紅葉が進みつつある感じで、グラデーションが実に綺麗です。 紅葉も、木によりますが、いい感じで紅葉しているものもあり。やっぱりたまには自然の中でぼーっとしないと駄目ですね。 しばし散策しながら、清水門方面へ抜けていきます。目指すは神保町。 吉田健一が愛用した名店、ランチョンへ。到着は12時半

誕生日は和食屋さんで

もうそろそろ「あ、もう一年経ったのね」とマイルストーン的になっている誕生日。それでも、まぁちょっとは贅沢して自分にお祝いをあげたいものです。という訳で、いつもの㐂の下へ。 お通しはマグロの煮付けでした。少し甘めな感じで食欲をそそられます。お酒は最初から日本酒です。 この日のお品書きはこんな感じ。色々と気になるものは多いですが。。。胃袋に限界があるのは悲しいところ。誕生日なので財布は気にしないものとします(笑)。 まずは定番のコハダを。ほんとここの塩梅は好みなんですね。

+3

いつもの加賀屋で

和食で感じる春の訪れ(㐂の下)

ぼちぼちと暖かめな日が増えてきました。 季節の変わり目は旬の変わり目。春のものが目につくようになってきました。 そんな品書きを見かけたら、食いしん坊としては我慢できません。 という訳で(?)いつもの早稲田 㐂の下へ。 この日のお通しはホタルイカと九条葱のぬた。シャキッと香り高い九条葱と、ぷっくりとしてワタにコクがあるホタルイカの取り合わせがたまりません。 酢味噌も隠し味に梅系のものが混ぜてあり、よりさっぱりと頂けます。 お次はホワイトアスパラの梅肉ソースがけ。歯ごたえを残