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"庭師に「神の手」が宿る瞬間"

「緑」を愛する皆さん、こんにちは!
庭師〜REN〜のブログへようこそ。
今回は、「"庭師に「神の手」が宿る瞬間"」に焦点を当てます。

これはフィクションではありません。

「神の手」

と聞いて、なんのこっちゃ?
となるのは分かっています。

私も頭がおかしいやつがいるな〜
となると思います!笑

しかし、私達、庭師の間では
よく聞く話なのです。

簡単に説明しますと

・庭師として生涯を生き
・庭師として技術を磨き上げた人

上記の人達は、口を揃えて
こう言うんです。

「俺の右手は神の手」
「右手に神の手が宿っている」と

実際に私はこのように言う人を
2人知っています。

1人目は私の親父
2人目は私の修行先の親方

ちなみにこの2人は会った事も
無ければ
住んでる所は栃木と東京なので
接点などないのです。

そして「神の手」が宿る瞬間の
共通点も存在していた。

その瞬間は覚えていると…
2人ともそれは

・季節は夏、それも8月頃の真夏
・イロハモミジの剪定中
・庭師として経験20年を超えた頃

上記を満たした時

全身が震え、目が覚めて
いわゆるスポーツ選手で例えると

ゾーンに入った時のような
感覚が全身を駆け巡ると。

イロハモミジの剪定ほど
素人と玄人の「差」が出る
樹木はありません!!

紅葉が切れるようになったら
一人前。

これはどの庭師も言います。

さっき書いた2人はきっと
その瞬間にある領域に達して

「神の手」
が宿ったのかも知れません。

まだ私は最後の条件

・庭師として経験20年を超えた頃

を満たしていない為
宿ってないですね!笑

でも、宿った手で剪定された
樹木を見て、その背中を追い続けている。
私の手にもいつかその瞬間は訪れると思っている。

それまで精進を重ねるのみ!!

「神の手」が宿る職業、庭師。

こんな夢のある職業ないよね。

庭師にやりがいを感じ、こんなにも楽しく仕事を出来る環境にしてくれた周りの人達に感謝だね!

以上、本日はこの辺で終わります。

お忙しい中、時間を割いて記事を読んで頂きありがとうございました😊

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