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草取りのモチベーションを上げるには、という前段階の話。

どうも。niwatorishiです。

今回は主に畑という環境で野菜作りをしている方の中で、草取り大変過ぎる!野菜作るの向いていないかも!って思っている方(毎年の梅雨前後の僕)がもし居たら、そういった方向けに僕なりのモチベの上げ方を書いていきます。

と思ったのですが、その前にまずは草取りをどうしたら楽にすることが出来るのか?というよくある考えについて僕なりの考えを記しておきます。

※手作業で管理できるほどの菜園の規模を想定しています。いわゆる野菜作り始めたての方向けです。

前提:作業自体はシンプルだけど、大変な草取り。楽に『する』事は可能なのか?

「草取りってただ草を取っていれば終わるんじゃないの?」

こういう意見を持つ人も居ると思います。概ねその通りだと僕は思います。

実際、何も考えず草を取れれば終わる話ではあります。それが理想的なのかもしれません。

しかし、まずは草取りの環境を想像してみてください。草取りの対象となる『雑草』というのは基本的に暖かくなった時に全盛期を迎えるぞってなります。至極当然ですよね。

逆に人間目線からだと、暖かい(または暑い)時期というのは、基本的に春から夏(残暑的には秋も入ったり)ですよね。その間に日本の場合、梅雨だったり近年は計測器がぶっ壊れているんじゃないかと思えるぐらいの酷暑な時期が存在します。(僕は今年こそ冷夏であってくれと毎年願っていますが、そんな願いは泡のように消えて茹だるような暑い時期はよく炭酸水を飲みます。)

このような環境の中、屋外だと人間にとっては活動しづらい部分が多く、雑草にとってはノンストップでヒャッハーと成長できる期間が続きます。

そのような条件下で草取りです。野菜の管理、収穫作業と並行して野菜のために草を取ることも考える必要が出てきます。草取りをよりも考えたい事があるのに、と思う時もあるかもしれませんが草は待ちません。

なので草取りという作業、やる事自体はシンプルな作業ですが、やると大変な作業であります。

そのうえで楽にする方法はあるんじゃないのかと思うかもしれませんが、色々と道具や資材を導入して負担を減らすことは出来るとは思います。

居ないとは思うのですが完全に道具を使わず手で草取りをして大変と感じる方は鎌を導入してみるのは絶対にオススメします。その他にも草対策として防草シート、草刈り機、農耕地用の除草剤などなどあります。

防草シートは比較的導入を視野に入れることが容易だと思います。草刈り機や農耕地用の除草剤となるとコストや敷居が上がりますよね。他にもメリットデメリットはあるので、自分の畑の環境とよく照らし合わせる事が大事です。

防草シートの場合、コストは比較的掛からず、雑草が生い茂る条件にある水、光などを緩和させるので取り入れやすいです。反面、耐久性や抑制効果などが購入した商品の説明通りとはいかない場合もあったり、雑草にも色々種類がありますので完全に雑草を制するわけではないです。

草刈り機の場合、規模や環境に左右されますが除草において手動ではなく自動というのは結構なメリットだと思います。ただ、決して安い買い物ではないですし、特に始めたばかりの方がすぐに導入するかは迷う道具だと思うので敷居はある程度高いと思っています。

除草剤に関して言えば、確かに草を確実に枯らして名前の通り除草します。ですが、耐性のある草というものも出てきます。

また、家庭菜園の規模だし農薬を使わず野菜を作りたいという方も少なからず居ると思うので「除草剤ははちょっと……」って思う人は、使わなくてもいい別の方法を徹底して試すことが大事です。

(※僕個人は畑の規模が凄く小さいのと違う部分にお金を捻出したいので自分の畑では除草剤など農薬は極力使わないと決めていますが、規模や目的などの条件や環境を考慮して除草剤など農薬を使用している方々に反対的な意見を持っているとかではありません)

結論:草取りを楽に『する』事は今すぐというのは難しいかも。

草取りという作業を短期間で楽にするというのは厳密には難しいのかなと思います。どんな資材を導入していてもメリットデメリットがあるように、自然に生えているだけの草に対して完璧に対策できる保証はありません。道具があってもそれを上手く活用する方法を考える事も必要ですので、割と時間を掛ける必要があると感じています。

結果的には体力面でも精神面でも根気強さが必要になってきてしまいますが、色々な条件下で野菜を作り始めた方全員が最初から根気強さがあるかと言ったら別だと思います。ですので、草取りを楽に『する』のは容易ではないかもしれませんが、楽に『考えていく、捉えていく』というのは取っ付きやすいかもしれません。

そこで今回は長くなってしまいましたので、次の記事では僕なりのモチベの上げ方を記していきます。

ではまた。

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