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観音堂と里山と人と獣

最近は、ちょっとした時間があれば近所の観音堂の裏の竹林を整備している。
まったくのわての単なる遊びの延長である。
廃材(竹や木)の一部は、持ち帰りロケットストーブでお湯を沸かす燃料としているが、それくらいでは廃材は減りもしない。
この観音堂内部は、8畳程度の畳とトイレ、小さな炊事場もある。(水道と
シンク程度)
震災があれば、数日ならふた家族程度なら暮らすことも可能。

わてが子供頃に観音様を信仰しているお婆が近所に住んでいて
亡くなった時に土地と山と家と財産を寄付してこのお堂を建てた。
(献堂時は、地区の各戸も寄付をした。)
で、毎年一回程度は、お堂にて奉納している。
が、近年は世話人(わての中学時代の恩師)も歳をとり
集まる家を少なくなっている。
(掃除は、毎月担当地区が順番に掃除はしている。)
だから
観音堂と周囲は比較的きれいに維持されている。

裏の竹山(竹林)は、誰も入りもしないので
竹が乱雑に伸び、管理されないので倒れ人が入る隙間もない有様で
あった。
で、わてが勝手に整備&掃除をはじめている。
竹林は、傘を開いて通れる間隔に竹があればいいとか言われている。
いずれは、そうしたいと思っている。
間引いた竹は、籠や竹細工、燃料として活用したいと思っている。
(竹チップを作って、送風式ウッドストーブの燃料にしたい。)
これで、観音堂の裏山は管理され、台風や豪雨の時も災害を起こす(山崩れや大雨時の流水)もなくなり、わても燃料や筍をもらう。という
ウィン・ウィンの関係になる。(笑
許可はとってないが、誰も文句など言わないだろうし、言うなら
竹林整備をやってくれ。と思っている。
(後日、世話人の恩師には了解を取った。)

そして、本日3月3日の夕刻に竹林に入ると
竹を割り歩く音がする。竹やぶの頂きを見ると
夕日に照らされなが猪(いのしし)が頂きを歩き、山の方角へ
向かっていくシルエットが目に入った。
昼間に猪など見ることがなかったが
近年の人口の減少と里山などに入る人など皆無となり
我が家のすぐ傍まで、猪が出るとは聞いていたが
こんなに近くで見るとは、それも日中である。

まっ。いつまでもわてが整備&清掃出来るかわからないが、
老年期に入って少なくとも
まだまだやることはいっぱいあるし
わてがやることで、わても相手(人や地域や動物や物やシステムや会社や
公共などなど)良くなる。=ウィン・ウィンの関係がひとつでも築けたらなと思っている。

竹林が整備出来たら、また写真をアップしたい。

観音堂
観音堂裏の竹林入口
整備した竹を集めて
これからまだ続く竹林の整備の先の光景

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