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夫婦はバディ

お互いにお互いのことを想いやらなければ繋がれない、それが夫婦関係。

1人が溺れそうになったら助けるし、
1人が死にそうになったら守る、潜水士のバディ関係のようだ。

夫婦関係の相談を聞いていたとき、ある人が言った。
「わたしばっかり家事やって。仕事もしてるっていうのに。なぜ何もしてくれないのか。」

この、"わたしばかり"というところに全てが詰まっている気がした。


わたしばかりと思ってしまうほどのしんどさになるまで言えない。
わたしばかりと思ってしまうほどのしんどさになるまで気付いてもらえない。

これが、夫婦の間に距離をつくるのだろう。

もし潜水士だったら。"わたしばかり"と思っている時点で溺れかけているはずだ。

潜水士は相手も自分も生きて帰れるように、
相手が死にそうな時はすぐに気づいて咄嗟に対処するし、自分が死にそうなら相手に分かるようサインを送る。

安全に戻れるように、命を守るためにお互いが気付きあい、伝え合っているのだ。

夫婦においても潜水士と同じように、相手が大変そうなら気づいて対処し、大変なら大変と伝えていくことが大事じゃないだろうか。

何か大変そうだと思ったら「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけてみる。

大変なら「ちょっと大変かも。手伝ってほしい。」と言ってみる。

こんなやりとりが増えると、相手も自分も溺れる回数が減っていくんじゃないかと思う。


相手のために、自分のために
気付きあって伝え合おう。

夫婦は、バディだ。


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