言葉は時に凶器だ。
"お前さ、この仕事向いてないよ。当たり前のことを当たり前にできないならここにいなくていいよ。"
パワハラだとかモラハラだとか。そーゆーのが流行っている昨今にこんな言葉言われるのかって耳を疑ったけど。
紛れもなく聞き間違えでもなく。職場でばっちり直接言われた言葉。
正直その場にいるだけで精一杯になるくらいには追い込まれたし、あと1秒たったら涙が出ていた。
自分の中で、本当に良くないことをしたという気持ちと、そこまで言われることなのかという二つの気持ちが渦巻いていた。
というのも、私が予定すっぽかしたことから事は始まる。
前々から決まっていた予定を完全にド忘れし、後になって「忘れてました、すいません」となってしまった。
もちろんここはゼロヒャクで私が悪い。社会人として元々決まっていた予定をド忘れしすっぽかすなんて、ポンコツどころの騒ぎじゃない。
ただこの一回のミスから"やめたほうがいい"とまで言われるのは、、、という気持ちは拭えなかった。
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言葉って時にめちゃくちゃ凶器になる。
もらった言葉で命を絶つ人だっているくらいに。
だからこそ、発する言葉はめちゃくちゃ慎重になるべきだと個人的には思う。
今回の件でいえば、「今後このようなミスがないように」の一言で終わればよかったんじゃないか。と、思う。
"当たり前のことができないやつはいなくていい"
この言葉を受けた時、そうか、私は当たり前のこともできない人間だからいないほうがいい人間なんだ。いっそ、消えたほうが本当にいいんだろうなと、心から思った。
なんとか、そこまで言われることか!?と言ってくれるもう1人の自分が心の中にいたから実際には今こうして生きているが。
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私は自分の発する言葉に責任を持ちたいし、受け取る人がどう感じるかまで考えて、大事に、大事に発信したいと強く思う。
私のように予定すっぽかしちゃう人がいたら、「すっぽかしちゃうことあるよね。私もしたことある」って言ってあげるんだ。
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